中国旅行で使えるおすすめeSIM3選を比較で紹介!使い方や事前設定の方法も
本記事では、中国への旅行時に使えるeSIMを3つ厳選して比較紹介します。初めてeSIMを使う人にも分かりやすく、eSIMの使い方や設定方法も解説していますので、中国旅行を快適に楽しむためにeSIMを活用してみましょう。
目次
中国で使えるeSIMとは何?
そもそもeSIMとは、端末内部に埋め込まれているSIMのことです。
スマートフォンなどの端末に外部から挿入するSIMカードと異なり、現地でSIMカードを購入したり挿し替えたりする必要がありません。
手持ちのスマートフォンの操作だけで中国の通信サービスを利用することができとても便利になりました。
関連記事:eSIMとは?その仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!
eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードの違いを装着方法、設定方法、利用開始日時という観点から比較しています。
eSIM | SIMカード | |
装着方法 | 端末にチップが内蔵されているので装着の必要なし | 端末にカード型のチップを挿し込む |
設定方法 | eSIMプロファイルをダウンロードする | SIMカードを挿し込む |
ネットで申し込み | 最短即日で利用可能 | 発送によって3~5日 |
SIMが必要なのはなぜ?
SIMには「契約したキャリア」「電話番号」といった契約情報などが記録されています。それらの情報をもとに「電話回線での音声通話」や「データ回線を使ったインターネット通信」を行っています。
中国旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット比較
中国でeSIMを使うことのメリットとデメリットを比較しています。基本的には、eSIMの方がWifiレンタルやSIMカードよりもメリットが多いですが、一部デメリットも存在します。
個々の状況に合わせて、最適な選択をしましょう。
現地で中国の通信キャリアのネットワークを利用する場合は検閲システム(グレートファイアウォール(金盾))の影響でGoogle・Instagram・YouTubeにアクセスできません。
日本と同じように使いたい人は、ローミング通信ができるeSIMをおすすめします。
ローミング通信とは?
ローミング通信とは、携帯電話やスマートフォンなどのモバイルデバイスを使って、自分の契約した通信事業者のサービスエリア外で通信することを指します。
具体的には、自分の契約した通信事業者のサービスエリア外に出た場合でも、他の通信事業者のネットワークを利用して通話やデータ通信を行うことができる仕組みです。
ローミング通信で検閲システムを回避するとは、検閲システムが適用される中国本土の通信キャリアのネットワークを利用せずに、他国の通信事業者のネットワークを中国本土で利用することで、検閲を回避するということです。
国際ローミングのプランはeSIMに比べると割高となるので、利用する際には各キャリアの金額やプランをチェックしましょう。
eSIMのメリット
eSIMのメリットは多々ありますが、特に物理的な形態でないことによるメリットが数多くあります。
- ○商品の受取やSIMの挿し替えの手間がない
- ○忘れたり、紛失したりする心配がない
- ○旅行中の荷物を少なくできる
- ○オンラインでいつでもどこでも購入でき、即日利用も可能
eSIMのデメリット
eSIMのデメリットは、対応機種が一部制限されている、設定方法が難しいといった点でしょう。
- ○対応機種が必要
- ○設定方法が難しい
- ○SIMロック解除が必要
- ○複数端末での利用はできない
- ○電話回線は使えないものが多い
SIMロック解除が必要なのはなぜ?
SIMロックとは、スマートフォンなどの端末に対して「特定のSIMしか動作しない」など利用制限がある状態のことを言います。この状態を解除することをSIMロック解除と言い、この設定がもともとない端末のことをSIMフリー端末と呼びます。
eSIM対応端末であっても、SIMフリー端末とは限りませんので、eSIMを申し込む前に忘れずに確認しましょう。
中国で使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種確認方法
iOS | 「設定」>「情報」から、EID(識別番号)が表示されている
「設定」>「モバイル通信」に「eSIMを追加」がある ・iPhone XR/XS以降のSIMフリーiPhone ・iPad 第7世代以降 Wifi+セルラーモデル以降 |
Android | メーカーにより異なりますが、一般的には「設定」>「デバイス情報」>「SIMステータス(SIMスロット2)」から、EID(識別番号)の文字がある |
中国でのeSIMの使い方
中国でeSIMを使うためには、事前にいくつかの設定が必要です。iPhoneとAndroridそれぞれの設定方法を紹介します。端末やサービスによって表示される画面数やメッセージが違うこともあるので、購入元から案内される設定方法の確認は必須です。
出発前と到着後での設定手順も異なります。到着後にすぐ使えるように、出発前に設定を済ませておけば落ち着いて旅のスタートが切れるのでおすすめです。
iPhoneの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
- ①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
- ②「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」
- ③「QRコードを使用」をタップして、QRコードを読み取る
- ④「eSIMをアクティベート」>「続ける」をタップ
- ⑤「モバイル通信設定完了」>「完了」をタップ
※日本で設定するとアクティベーションに失敗しますが無視します - ⑥「モバイル通信プランの名称」>「続ける」をタップ
※ここでeSIMの名称を「旅行」などわかりやすく変えておくのがオススメです - ⑦デフォルト回線は契約中のキャリアを選択しておきます
※中国に行くまではeSIMを使う必要がないのでメイン回線のままにしておきます
中国到着後にする設定
- ①「設定」>「モバイル通信」をタップ
- ②登録したeSIMの回線を選択しオンにする
- ③「設定」 >「 SIM」>「 利用するeSIM選択 」> データローミングオンにする
- ④繋がるまで数回「この回線をオンにする」のオンオフを繰り返す
Andoroidの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
- ①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
- ②「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ
- ③「SIMをダウンロードしますか?」をタップして「次へ」もタップ
※ダウンロードするのにWifiなどでネットワークへの接続が必要です - ④「ダウンロード」をタップ
※ダウンロード完了までしばらく待ちます - ⑤ダウンロードが完了したら契約中の通信キャリアを選択して「完了」する
※中国に行くまではeSIMを使う必要がないのでメイン回線のままにしておきます
中国到着後にする設定
- ①「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップ
- ②追加したeSIMをタップ
- ③「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにする
- ④メッセージが表示されたら「使用」をタップ
中国旅行のeSIMなら安心の国内事業者が提供する「eSIMキング」
「eSIMキング」は、MVNOやWi-Fiルーターのレンタルサービスを提供する、株式会社モバイル・プランニングが提供する海外で利用可能なプリペイドeSIMサービスです。
Web上で手続き完結、分かりやすい設定ガイド付きで、通信容量超過後も低速で利用可能なサービスです。
中国本土、香港、マカオでご利用いただけます。※台湾ではご利用いただけません。
主要キャリアの中国「China Unicom」/ 香港「SmarTone」/ マカオ「CTM」の通信回線に対応し、最短当日受け取りも可能なので、急な必要でも安心できます。
通信事業者 | 中国「China Unicom」/香港「SmarTone」/マカオ「CTM」 |
プラン
データ/日数 |
3GB 8日間/5GB 10日間/8GB 10日間 |
追加チャージ | ✖ |
販売サイト | Amazon販売ページ |
中国で使えるおすすめのeSIM3選!
中国で使えるeSIMは数多くありますが、購入のしやすさ、使いやすさ、プランの豊富さ、サポート対応などの観点から厳選して、3つのサービスをご紹介します。
日本のソフトバンクやNTTのように各国にも通信事業者があります。中国にはChina MobileやChina Telecom、China Unicomといった通信事業者があります。
中国企業のネットワークは通信速度も速く安定していますが、検閲システムの影響を受けるので注意が必要です。
TRAVeSIM
中国旅行なら「ASIAプラン1,980円」を選べばOK!なのでとてもシンプル。
LINEやGoogleなどのサービスが利用できます。
ASIAプランなのでマカオや香港などに周遊予定の場合にもおすすめです。
運営しているのはa2networkというタイの会社ですが、24時間日本語で電話受付など手厚いサポートが受けられます。
通信事業者 | a2network |
プラン
データ/日数 |
6GB/8日間 |
通話 | ✖ |
追加チャージ | ✖ |
公式サイト | https://www.travesim.com/blog/country/china/ |
Holafly(オラフライ)
無制限プランを購入したい方におすすめ。
通信事業者はChainaMobileですがLINEは利用可能。
Holaflyは、アイルランドのダブリンに本社を置く2017年創業の海外のサービスです。
海外のサービスということだけあって、口コミは外国人のものが多く、日本人の口コミはあまり多くありません。サポート対応も外国人が対応しているようですので、日本人のサポートが必要な方には注意が必要です。
通信事業者 | China Mobile |
プラン
データ/日数 |
無制限/1日~90日 |
追加チャージ | ✖ |
公式サイト | https://esim.holafly.com/ja/esim-china/ |
Airalo
2019年にシンガポールで誕生した海外渡航者向けのeSIMストアです。
アプリはアップルストアでも4.6と高評価。日本語チャット機能もあるので利用するならアプリの方がおすすめです。
海外のサービスとなりますので、口コミの多くは海外の人ですが、日本人の口コミの記載もあるので、気になる人は口コミの詳細をアプリストアでチェックしてみると良いでしょう。
通信事業者 | China Unicom |
プラン
データ/日数 |
1GB~20GB /7日~30日 |
追加チャージ | チャージオプション有り |
公式サイト | https://www.airalo.com/ja/china-esim |
中国旅行で使えるeSIMに関するよくある質問
Q1. 中国で電話番号付きで、おすすめのeSIMはどれ?
ByteSimで取り扱っているeSIMに音声通話が可能なものがあります。
ByteSimは、イタリアに本社のあるKELI GROUP DI LIAO KELI問う会社が運営している世界各国向けのeSIM販売サイトです。
日本語対応などはなさそうなので、不安な方はAmazonで物理SIMカードを買う方法も検討してみてください。
Q2. 中国で5日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?
Q3. 中国で15日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?
Q4. 中国で30日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?
Q5. 中国で使えるeSIMは、即日利用も可能ですか?
即日利用できるものがほとんどです。
購入後に送られてくるメールの内容をよく読み手順通り設定を進めることがスムーズな利用のポイントです。
中国旅行ならeSIMが断然おすすめ
中国旅行中も日本と同じようにインターネットやSNSを利用したいならeSIMを選ぶべき!
中国本土以外にも立ち寄る予定であれば、中国周遊プランやアジアプランを選択すれば、移動中のネット環境の心配もせずに済みます。
関連記事:「壁越え」必須の中国用eSIMは事前オンライン購入がお勧め
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