テレコムスクエアが「地球の歩き方eSIM」をパッケージ販売、新たなeSIMユーザー層獲得につながるか
株式会社テレコムスクエアは、株式会社地球の歩き方とコラボレーションし「地球の歩き方eSIM」を発売開始しました。商品ラインアップはアメリカ・ハワイ30日50GBプランと韓国3日間無制限プランの2種類。今後、順次商品の拡大を予定しています。
目次
地球の歩き方とeSIMがコラボ
「地球の歩き方」は1979年の創刊以来、旅人のバイブルとして160の国と地域を網羅するガイドブックシリーズとして海外旅行に行かれる方に広く知られています。
このほど、この「地球の歩き方」の表紙を模したデザインパッケージのeSIM「地球の歩き方eSIM」が販売開始されました。パッケージの内側には「地球の歩き方」編集部が監修したオリジナルコンテンツも収録されます。販売はオンラインサイトAmazon公式ショップにて購入可能です。さらに、発売を記念して先着200名に、「地球の歩き方」表紙イラストのガイドブックステッカー(アメリカ、韓国)をプレゼントする発売記念特典が用意されます。
「地球の歩き方eSIM」の概要
今回販売開始された「地球の歩き方eSIM」のラインアップはアメリカ・ハワイ30日50GBプランと韓国3日間無制限プランの2種類です。
■地球の歩き方eSIM アメリカ・ハワイ30日50GB
データ容量:50GB
有効期限:30日間
価格:5,500円
販売先:Amazon
開通手続き:
①Amazon販売ページから購入
②パッケージを受け取り、QRコード、取扱説明書の有無を確認
③カードに記載のQRコードを読み込み、専用フォームにアクセスする
④カードに記載のアクティベーションコード、利用開始日、個人情報など必要事項を入力し、登録する
⑤【現地到着後】通信を切り替えて利用開始
■地球の歩き方eSIM 韓国3日間無制限
データ容量:無制限
有効期限:3日間
価格:2,300円
販売先:Amazon
開通手順:
①Amazon販売ページから購入
②パッケージを受け取り、QRコード、取扱説明書の有無を確認
③カードに記載のQRコードを読み込み、専用フォームにアクセスする
④パスポート情報をフォームに記入し、申請
⑤【現地到着後】QRコードを読み込み、取扱説明書の手順に沿ってeSIMをインストール
※iPhoneとAndroidで操作が異なります。取扱説明書をご確認ください。
⑥通信を韓国eSIMに切り替えて利用開始
コラボレーションの背景
モバイル通信サービスのパイオニアとして30年にわたり、世界を旅する人たちへ通信サービスを提供してきたテレコムスクエアは、じつはハワイ・ホノルルでのシェアバイクサービス「Biki」を提供するなど、世界を旅する人々に「安心、便利、楽しさ」をお届けしたいという思いから、旅をより自由で豊かにする「新たな価値」の提供も行ってきました。
一方で地球の歩き方は、1979年の創刊以来、旅人のバイブルとして160の国と地域を網羅するガイドブックシリーズを発行してきました。さらにグルメ、おみやげなどのテーマで世界を紹介する「旅の図鑑シリーズ」、大ヒット続出中の「国内版シリーズ」、「月刊ムー」や漫画「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボ書籍など、新たな切り口で様々なコンテンツを生み出しています。
近年、スマートデバイスの普及により、観光地や地図の検索だけでなく、ホテルのチェックインやシェアリングサービスを利用する際にもスマートフォンが活用されるようになりました。今や、旅行先においても安定した通信環境は旅先での満足度を大きく左右する存在となっています。
通信面で旅の支援をしてきたテレコムスクエアと旅人への情報提供をしてきた「地球の歩き方」は、『これからも旅行者に快適で便利な旅を提供したい』という共通した想いがあり、このたびのコラボレーションが実現したとしています。
なお、「地球の歩き方eSIM」発売記念特典として、購入したユーザー先着200名に「地球の歩き方」の表紙イラストのガイドブックステッカー(アメリカ、韓国)のプレゼントを行っています。
eSIMの認知をより幅広い層へ拡げるきっかけに
eSIMはウェブサイトからの申込で購入から通信開始までオンラインで完了させることが可能です。ですので、こうした商品パッケージを購入して利用するという提供スタイルはeSIM利用の観点から無駄な流通も発生するわけですが、一方でまだeSIMの存在を知らない新たなユーザー層の開拓にも大いに貢献していくかもしれません。このコラボレーションがより多くのユーザーにeSIMの利便性を知っていただくきかっけになるとよいですね。
<販売サイト>
アメリカ・ハワイ30日50GB:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DD6NBLWK
韓国3日間無制限:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DD6RGH69
名桜大学人間健康学部健康情報学科教授。’90年代から携帯電話端末のレビューやサービスの解説を行ってきた。携帯電話情報サイトの編集長などを務めた後、2009年に大学教員に転身。以後スマートフォンの社会での活用などを研究テーマとして活躍。現在は医療・ヘルスケア分野へのデジタルデバイスの応用を中心に研究に従事。携帯電話コレクターとしても知られる。