eSIM TIPS
2024年3月14日

アメリカ旅行で使えるおすすめeSIM3選を比較で紹介!使い方や事前設定の方法も

アメリカ旅行で使えるおすすめeSIM3選を比較で紹介!使い方や事前設定の方法も

本記事では、アメリカへの旅行時に使えるeSIMを3つ厳選して比較紹介します。初めてeSIMを使う人にも分かりやすく、eSIMの使い方や設定方法も解説していますので、アメリカ旅行を快適に楽しむためにeSIMを活用してみましょう。

アメリカで使えるeSIMとは何?

そもそもeSIMとは、端末内部に埋め込まれているSIMのことです。

スマートフォンなどの端末に外部から挿入するSIMカードと異なり、現地でSIMカードを購入したり挿し替えたりする必要がありません。

手持ちのスマートフォンの操作だけでアメリカの通信サービスを利用することができとても便利になりました。

関連記事:eSIMって何? どんなメリットがあるの?

 

eSIMとSIMカードの違い

eSIMとSIMカードの違いを装着方法、設定方法、利用開始日時という観点から比較しています。

 

eSIM SIMカード
装着方法 端末にチップが内蔵されているので装着の必要なし 端末にカード型のチップを挿し込む
設定方法 eSIMプロファイルをダウンロードする SIMカードを挿し込む
ネットで申し込み 最短即日で利用可能 発送によって3~5日

 

SIMが必要なのはなぜ?


SIMには「契約したキャリア」「電話番号」といった契約情報などが記録されています。それらの情報をもとに「電話回線での音声通話」や「データ回線を使ったインターネット通信」を行っています。

アメリカ旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット比較

アメリカでeSIMを使うことのメリットとデメリットを比較しています。基本的には、eSIMの方がWifiレンタルやSIMカードよりもメリットが多いですが、一部デメリットも存在します。

個々の状況に合わせて、最適な選択をしましょう。

eSIMのメリット

eSIMのメリットは多々ありますが、特に物理的な形態でないことによるメリットが数多くあります。

  • ○商品の受取やSIMの挿し替えの手間がない
  • ○忘れたり、紛失したりする心配がない
  • ○旅行中の荷物を少なくできる
  • ○オンラインでいつでもどこでも購入でき、即日利用も可能

 

eSIMのデメリット

eSIMのデメリットは、対応機種が一部制限されている、設定方法が難しいといった点でしょう。

  • ○対応機種が必要
  • ○設定方法が難しい
  • ○SIMロック解除が必要
  • ○複数端末での利用はできない
  • ○電話回線は使えないものが多い

 

SIMロック解除が必要なのはなぜ?

SIMロックとは、スマートフォンなどの端末に対して「特定のSIMしか動作しない」など利用制限がある状態のことを言います。この状態を解除することをSIMロック解除と言い、この設定がもともとない端末のことをSIMフリー端末と呼びます。

eSIM対応端末であっても、SIMフリー端末とは限りませんので、eSIMを申し込む前に忘れずに確認しましょう。

アメリカで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種確認方法

 

iOS 「設定」>「情報」から、EID(識別番号)が表示されている

「設定」>「モバイル通信」に「eSIMを追加」がある

・iPhone XR/XS以降のSIMフリーiPhone

・iPad 第7世代以降 Wifi+セルラーモデル以降

Android メーカーにより異なりますが、一般的には「設定」>「デバイス情報」>「SIMステータス(SIMスロット2)」から、EID(識別番号)の文字がある

 

アメリカでのeSIMの使い方

アメリカでeSIMを使うためには、事前にいくつかの設定が必要です。iPhoneとAndroridそれぞれの設定方法を紹介します。端末やサービスによって表示される画面数やメッセージが違うこともあるので、購入元から案内される設定方法の確認は必須です。

出発前と到着後での設定手順も異なります。到着後にすぐ使えるように、出発前に設定を済ませておけば落ち着いて旅のスタートが切れるのでおすすめです。

iPhoneの使い方、設定方法

出発前に日本でする設定

  1. ①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
  2. ②「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」
  3. ③「QRコードを使用」をタップして、QRコードを読み取る
  4. ④「eSIMをアクティベート」>「続ける」をタップ
  5. ⑤「モバイル通信設定完了」>「完了」をタップ
    ※日本で設定するとアクティベーションに失敗しますが無視します
  6. ⑥「モバイル通信プランの名称」>「続ける」をタップ
    ※ここでeSIMの名称を「旅行」などわかりやすく変えておくのがオススメです
  7. ⑦デフォルト回線は契約中のキャリアを選択しておきます
    ※アメリカに行くまではeSIMを使う必要がないのでメイン回線のままにしておきます

 

アメリカ到着後にする設定

  1. ①「設定」>「モバイル通信」をタップ
  2. ②登録したeSIMの回線を選択しオンにする
  3. ③「設定」 >「 SIM」>「  利用するeSIM選択 」> データローミングオンにする
  4. ④繋がるまで数回「この回線をオンにする」のオンオフを繰り返す

 

Andoroidの使い方、設定方法

出発前に日本でする設定

  1. ①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
  2. ②「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ
  3. ③「SIMをダウンロードしますか?」をタップして「次へ」もタップ
    ※ダウンロードするのにWifiなどでネットワークへの接続が必要です
  4. ④「ダウンロード」をタップ
    ※ダウンロード完了までしばらく待ちます
  5. ⑤ダウンロードが完了したら契約中の通信キャリアを選択して「完了」する
    ※アメリカに行くまではeSIMを使う必要がないのでメイン回線のままにしておきます

 

アメリカ到着後にする設定

  1. ①「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップ
  2. ②追加したeSIMをタップ
  3. 「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにする
  4. ④メッセージが表示されたら「使用」をタップ

 

アメリカで使えるおすすめのeSIM3選!

アメリカで使えるeSIMは数多くありますが、購入のしやすさ、使いやすさ、プランの豊富さ、サポート対応などの観点から厳選して、3つのサービスをご紹介します。

日本のソフトバンクやNTTのように各国にも通信事業者があります。アメリカにはAT&TやVerizonといった通信事業者があります。

 

 

Holafly(オラフライ)

無制限プランを購入したい方におすすめ。24時間サポート付きで、チャットだけではなくメールや、LINEに友だち追加して問い合わせもできます。

Holaflyは、アイルランドのダブリンに本社を置く2017年創業の海外のサービスです。

海外のサービスということだけあって、口コミは外国人のものが多く、日本人の口コミはあまり多くありません。サポート対応も外国人が対応しているようですので、日本人のサポートが必要な方には注意が必要です。

 

通信事業者 AT&T
プラン

データ/日数

無制限/5日~90日
追加チャージ
公式サイト https://esim.holafly.com/ja/

 

HanaCell(ハナセル)

通信だけでなく、通話もできるのがおすすめです。また、月額制の長期プランもあるので滞在期間に合わせたプランを選べます。
設立35年経つMobellCommunicationsという海外携帯電話サービスの提供をしている会社が運営していて、日本語でサポートを受けられます。

通信事業者は非公開ですが、通信も通話もストレスなく利用できたという口コミが多いのでネットワーク品質の心配はなさそうです。

 

通信事業者 非公開
プラン

データ/日数

短期:3GB~20GB/5日~30日間

長期:2GB~使い放題/31日間~

通話
追加チャージ
公式サイト https://www.hanacell.com/phones/usa-esim.php

 

Airalo(エアーロ)

2019年にシンガポールで誕生した海外渡航者向けのeSIMストアです。
アプリはアップルストアでも4.6と高評価。日本語チャット機能もあるので利用するならアプリの方がおすすめです。

 

海外のサービスとなりますので、口コミの多くは海外の人ですが、日本人の口コミの記載もあるので、気になる人は口コミの詳細をアプリストアでチェックしてみると良いでしょう。

 

通信事業者 T-Mobile、Verizon
プラン

データ/日数

1GB~20GB /7日~30日
追加チャージ チャージオプション有り
公式サイト https://www.airalo.com/ja/united-states-esim

 

アメリカ旅行で使えるeSIMに関するよくある質問

Q1. アメリカで電話番号付きで、おすすめのeSIMはどれ?

KKdayHanaCellで取り扱っているeSIMに音声通話が可能なものがあります。

 

Q2. アメリカで7日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?

  1. Ubigi
    7日間/10GB 1,700円
  2. eSIM Mart
    10日間/6GB 2,850円
  3. Holafly
    7日間/無制限 3,400円

 

Q3. アメリカで15日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?

  1. eSIM Mart
    15日間/10GB 3,150円
  2. HanaCell
    15日間/10GB 39USドル(5,460円程度)
  3. Holafly
    15日間/無制限 5,700円

Q4. アメリカで30日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?

  1. Ubigi
    30日間/10GB 2,400円
  2. Ubigi
    30日間/50GB 5,400円
  3. Holafly
    30日間/無制限 8,400円

Q5. アメリカで使えるeSIMは、即日利用も可能ですか?

即日利用できるものがほとんどです。

購入後に送られてくるメールの内容をよく読み手順通り設定を進めることがスムーズな利用のポイントです。

 

アメリカ旅行ならeSIMが断然おすすめ

アメリカ旅行をしようと思うと最低でも3泊5日は必要。パッキング荷物を少しでも減らしたいならeSIMにすべき!また、アメリカは国土が広いので地方に行く場合はネットワークのカバー範囲も確認をしておくと安心です。A&TVerizonT-mobileなどで確認ができます。

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※記事内の価格については記事作成における調査時点での価格となります

 

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