アメリカ旅行で使えるおすすめeSIM7選を比較で紹介!使い方や事前設定の方法も
本記事では、アメリカへの旅行時に使えるeSIMを3つ厳選して比較紹介します。初めてeSIMを使う人にも分かりやすく、eSIMの使い方や設定方法も解説していますので、アメリカ旅行を快適に楽しむためにeSIMを活用してみましょう。
目次
アメリカで使えるeSIMとは何?
そもそもeSIMとは、端末内部に埋め込まれているSIMのことです。
スマートフォンなどの端末に外部から挿入するSIMカードと異なり、現地でSIMカードを購入したり挿し替えたりする必要がありません。
手持ちのスマートフォンの操作だけでアメリカの通信サービスを利用することができとても便利になりました。
関連記事:eSIMとは?その仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!
eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードの違いを装着方法、設定方法、利用開始日時という観点から比較しています。
eSIM | SIMカード | |
装着方法 | 端末にチップが内蔵されているので装着の必要なし | 端末にカード型のチップを挿し込む |
設定方法 | eSIMプロファイルをダウンロードする | SIMカードを挿し込む |
ネットで申し込み | 最短即日で利用可能 | 発送によって3~5日 |
SIMが必要なのはなぜ?
SIMには「契約したキャリア」「電話番号」といった契約情報などが記録されています。それらの情報をもとに「電話回線での音声通話」や「データ回線を使ったインターネット通信」を行っています。
アメリカ旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット比較
アメリカでeSIMを使うことのメリットとデメリットを比較しています。基本的には、eSIMの方がWifiレンタルやSIMカードよりもメリットが多いですが、一部デメリットも存在します。
個々の状況に合わせて、最適な選択をしましょう。
eSIMのメリット
eSIMのメリットは多々ありますが、特に物理的な形態でないことによるメリットが数多くあります。
- ○商品の受取やSIMの挿し替えの手間がない
- ○忘れたり、紛失したりする心配がない
- ○旅行中の荷物を少なくできる
- ○オンラインでいつでもどこでも購入でき、即日利用も可能
eSIMのデメリット
eSIMのデメリットは、対応機種が一部制限されている、設定方法が難しいといった点でしょう。
- ○対応機種が必要
- ○設定方法が難しい
- ○SIMロック解除が必要
- ○複数端末での利用はできない
- ○電話回線は使えないものが多い
SIMロック解除が必要なのはなぜ?
SIMロックとは、スマートフォンなどの端末に対して「特定のSIMしか動作しない」など利用制限がある状態のことを言います。この状態を解除することをSIMロック解除と言い、この設定がもともとない端末のことをSIMフリー端末と呼びます。
eSIM対応端末であっても、SIMフリー端末とは限りませんので、eSIMを申し込む前に忘れずに確認しましょう。
アメリカで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種確認方法
iOS
「設定」>「情報」から、EID(識別番号)が表示されている
「設定」>「モバイル通信」に「eSIMを追加」がある
・iPhone XR/XS以降のSIMフリーiPhone
・iPad 第7世代以降 Wifi+セルラーモデル以降
Android
メーカーにより異なりますが、一般的には「設定」>「デバイス情報」>「SIMステータス(SIMスロット2)」から、EID(識別番号)の文字がある
アメリカでのeSIMの使い方
アメリカでeSIMを使うためには、事前にいくつかの設定が必要です。iPhoneとAndroridそれぞれの設定方法を紹介します。端末やサービスによって表示される画面数やメッセージが違うこともあるので、購入元から案内される設定方法の確認は必須です。
出発前と到着後での設定手順も異なります。到着後にすぐ使えるように、出発前に設定を済ませておけば落ち着いて旅のスタートが切れるのでおすすめです。
iPhoneの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」
③「QRコードを使用」をタップして、QRコードを読み取る
④「eSIMをアクティベート」>「続ける」をタップ
⑤「モバイル通信設定完了」>「完了」をタップ
※日本で設定するとアクティベーションに失敗しますが無視します
⑥「モバイル通信プランの名称」>「続ける」をタップ
※ここでeSIMの名称を「旅行」などわかりやすく変えておくのがオススメです
⑦デフォルト回線は契約中のキャリアを選択しておきます
※アメリカに行くまではeSIMを使う必要がないのでメイン回線のままにしておきます
アメリカ到着後にする設定
①「設定」>「モバイル通信」をタップ
②登録したeSIMの回線を選択しオンにする
③「設定」 >「 SIM」>「 利用するeSIM選択 」> データローミングオンにする
④繋がるまで数回「この回線をオンにする」のオンオフを繰り返す
Andoroidの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ
③「SIMをダウンロードしますか?」をタップして「次へ」もタップ
※ダウンロードするのにWifiなどでネットワークへの接続が必要です
④「ダウンロード」をタップ
※ダウンロード完了までしばらく待ちます
⑤ダウンロードが完了したら契約中の通信キャリアを選択して「完了」する
※アメリカに行くまではeSIMを使う必要がないのでメイン回線のままにしておきます
アメリカ到着後にする設定
①「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップ
②追加したeSIMをタップ
③「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにする
④メッセージが表示されたら「使用」をタップ
アメリカで使えるおすすめのeSIM7選!
アメリカでインターネット環境を整える際、eSIMは非常に便利でコストパフォーマンスの高い選択肢です。アメリカはフリーWiFiが比較的多い国ですが、セキュリティの問題や接続の不安定さから、安心してインターネットを利用できる環境が必要です。特に旅行中や出張中は、地図アプリや翻訳アプリ、SNSやメールなどインターネットを活用する場面が頻繁にあります。そのため、現地で手軽に利用できるeSIMは大きな助けとなります。
eSIMは、物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、スマートフォンにデジタルでSIM情報を追加し、オンラインでの申し込み後、QRコードを読み取るだけで簡単に設定が完了します。これにより、アメリカに到着してすぐにインターネットを利用することが可能です。また、渡航前に設定を済ませることで、現地での通信トラブルを避けることができるのもeSIMの魅力です。
以下では、アメリカで利用可能なおすすめのeSIMサービスを7つに厳選してご紹介します。それぞれのサービスの特徴やメリットを比較し、自分に合ったプランを見つけるための参考にしてください。
Holafly(オラフライ)
無制限プランを購入したい方におすすめ。24時間サポート付きで、チャットだけではなくメールや、LINEに友だち追加して問い合わせもできます。
Holaflyは、アイルランドのダブリンに本社を置く2017年創業の海外のサービスです。
海外のサービスということだけあって、口コミは外国人のものが多く、日本人の口コミはあまり多くありません。サポート対応も外国人が対応しているようですので、日本人のサポートが必要な方には注意が必要です。
通信事業者 | AT&T |
プラン | データ/日数:無制限/5日~90日 |
追加チャージ | ✖ |
公式サイト | https://esim.holafly.com/ja/ |
HanaCell(ハナセル)
通信だけでなく、通話もできるのがおすすめです。また、月額制の長期プランもあるので滞在期間に合わせたプランを選べます。
設立35年経つMobellCommunicationsという海外携帯電話サービスの提供をしている会社が運営していて、日本語でサポートを受けられます。
通信事業者は非公開ですが、通信も通話もストレスなく利用できたという口コミが多いのでネットワーク品質の心配はなさそうです。
通信事業者 | 非公開 |
プラン | 短期:3GB~20GB/5日~30日間
長期:2GB~使い放題/31日間~ |
追加チャージ | ✖ |
公式サイト | https://www.hanacell.com/phones/usa-esim.php |
Airalo(エアーロ)
2019年にシンガポールで誕生した海外渡航者向けのeSIMストアです。
アプリはアップルストアでも4.6と高評価。日本語チャット機能もあるので利用するならアプリの方がおすすめです。
海外のサービスとなりますので、口コミの多くは海外の人ですが、日本人の口コミの記載もあるので、気になる人は口コミの詳細をアプリストアでチェックしてみると良いでしょう。
通信事業者 | T-Mobile、Verizon |
プラン | データ/日数:1GB~20GB /7日~30日 |
追加チャージ | チャージオプション有り |
公式サイト | https://www.airalo.com/ja/united-states-esim |
World eSIM
World eSIMは事前の受取や返却が不要で、オンラインでの申し込み後、わずか5分ほどで利用を開始できます。SIMカードを物理的に交換する必要がなく、スマートフォンでQRコードをスキャンするだけで設定が完了し、アメリカ滞在中はAT&TやT-Mobileといった信頼性の高い大手通信事業者の回線を利用でき、安定した接続環境を提供します。
通信事業者 | AT&T、T-Mobile |
プラン | データ/日数:1GB~無制限/1日~30日 |
追加チャージ | 〇 |
公式サイト | https://world-esim.com/ |
また、対応国は180ヶ国以上と非常に幅広く、アメリカ以外の渡航先でも利用可能です。容量が足りなくなった際は、すぐに追加チャージができるため、突然のデータ不足にも安心です。iOS・Androidの両OSに対応しており、QRコードを利用した設定が用意されているため、初心者でも簡単に扱えます。
日本語対応のサポートも整っている点が特に旅行者には嬉しいポイント。アプリやメール経由での問い合わせが可能で、困ったときにすぐにサポートを受けられます。旅行や出張の荷物を減らし、空港での受取返却の手間を省きたい方に、ぜひ利用を検討していただきたいサービスです。
SkySiM
SkySiMは、アメリカ滞在中に「手軽さ」と「コスパ」を求める方に適した選択肢であり、わずか1分で設定が完了することが魅力です。QRコードを読み込むだけでインターネット環境を簡単に整えることができます。
面倒な物理的なSIMカードの交換や、空港でのレンタルWiFiの受取・返却といった手間が完全になくなる点は非常に便利です。
通信事業者 | 株式会社FREEDiVE |
プラン | データ/日数:500MB~無制限/1日単位 |
追加チャージ | 〇 |
公式サイト | https://e-freedive.com/ |
また、1日単位で購入できる柔軟なプランが提供されているため、必要な通信量を無駄なく選べるのも大きな魅力です。アメリカでは、1GBプランが1日610円とリーズナブルな価格設定で、使いすぎを防ぎたい人にもおすすめです。さらに、渡航先によっては無制限プランも選択可能なため、データ通信量を気にせずに使いたい方にも対応します。
加えて、SkySiMは複数の国を訪れる場合でも1つのeSIMで対応可能な「周遊プラン」を提供しています。国ごとにeSIMを買い直す必要がなく、ストレスフリーで移動できるのは、出張や周遊旅行の多い方にとってありがたいポイントです。購入後、現地で有効化する際にはフリーWiFiが必要となりますが、安全なWiFiスポットを利用することでスムーズに設定を完了できます。
きもちeSIM
きもちeSIMは急なアメリカ出張や旅行を控えた方におすすめであり、事前の受取や返却の手間が一切不要な点が大きな魅力です。オンラインでの購入後、QRコードを受け取って簡単に設定できるため、準備に余計な時間をかけず、渡航直前でもすぐに対応可能です。
通信事業者 | 株式会社DDM |
プラン | データ/日数:複数GB/1日単位、周遊プランあり |
追加チャージ | 〇 |
公式サイト | https://kimochiesim.com/ |
きもちeSIMでは、渡航前に設定を済ませておくことで、現地でスムーズにインターネットを利用できます。アメリカのようなフリーWiFiに依存しがちな環境では、現地で通信環境が整わないことがあるため、出発前の設定が推奨されています。また、設定後にデータを使い切ってしまった場合でも、低速通信が可能なプランが多く用意されているため、通信が完全に途絶える心配が少ないのも安心できるポイントです。
さらに、複数の国をまたぐ場合には「周遊プラン」が便利です。アメリカ以外の国でも、端末を再起動してデータローミングをオンにするだけで利用を継続できます。これにより、国ごとにeSIMを再購入する必要がなく、出張や周遊旅行の効率化を図れます。なお、設定時には端末の再起動や通信環境の確認が必要ですが、公式の設定ガイドを参照すれば簡単に進めることができます。
きもちeSIMは、低コストでシームレスな通信環境を提供するだけでなく、柔軟なプラン設計と簡単な操作性で、多忙なビジネスパーソンや海外旅行初心者にもおすすめのeSIMサービスです。
VOYAGEESIM
VOYAGEESIMはアメリカ滞在中はもちろん、カナダへの移動にもそのまま対応できるため、両国を訪れる予定の方にとって特におすすめの選択肢といえます(※グアムは対象外)。また、旅行直前や旅行中でも最短5分で利用を開始できるため、急な出張やプラン変更にも柔軟に対応可能です。
通信事業者 | 株式会社ティーガイア |
プラン | データ/日数:複数GB/利用日数に応じたプランあり |
追加チャージ | 〇 |
公式サイト | https://voyageesim.com/ |
VOYAGEESIMの最大の特徴は、すべてがオンラインで完結する手軽さにあります。物理的なSIMカードの挿入やWiFiルーターのレンタル・返却といった面倒な作業が不要で、旅行中の荷物を増やす心配もありません。さらに、設定方法が非常にシンプルなため、eSIM初心者の方でも安心して利用できます。対応端末であれば、QRコードを読み込むだけで簡単に設定が完了します。また、設定方法がわからない場合や不具合が発生した場合には、返金保証がついている点も安心材料のひとつです。
特に魅力的なのは、日本語対応のサポートが充実している点です。VOYAGEESIMは日本の上場企業によって運営されており、問い合わせやサポートがすべて日本語で受けられるため、トラブル時にも迅速に対応してもらえます。海外サービスのサポートに不安を感じる方にとって、信頼性の高さは大きなメリットといえるでしょう。
アメリカやカナダで手軽に、そして安心してネット環境を整えたい方に、VOYAGEESIMは最適な選択肢です。
アメリカ旅行で使えるeSIMに関するよくある質問
Q1. アメリカで電話番号付きで、おすすめのeSIMはどれ?
KKdayやHanaCellで取り扱っているeSIMに音声通話が可能なものがあります。
Q2. アメリカで7日間滞在する場合、おすすめのeSIMはどれ?
・Ubigi
7日間/10GB 1,700円
・eSIM Mart
10日間/6GB 2,850円
・Holafly
7日間/無制限 3,400円
Q3. アメリカで10日間滞在する場合、おすすめのeSIMはどれ?
アメリカで10日間滞在する場合、コストパフォーマンスや使いやすさを考慮すると以下のeSIMサービスがおすすめです。
・Holafly
10日間/無制限:5,200円(1日520円)
・Airalo
10日間/10GB:3,800円(1日380円)
・World eSIM
10日間/10GB:4,500円(1日450円)
10日間滞在の場合、データ量を気にせず使いたい方はHolafly、コスパ重視ならAiralo、安定性と日本語サポートを求めるならWorld eSIMがおすすめです。
Q4. アメリカで30日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?
・Ubigi
30日間/10GB 2,400円
・Ubigi
30日間/50GB 5,400円
・Holafly
30日間/無制限 8,400円
Q5. アメリカで1週間から2週間滞在する場合、おすすめのeSIMはどれ?
アメリカで1週間から2週間の滞在を予定している場合、データ使用量や予算、サポート体制に合わせたeSIMを選ぶことが重要です。以下に滞在日数に適したおすすめのeSIMを3つご紹介します。
・Holafly
15日間/無制限:7,800円(1日約520円)
・Airalo
14日間/10GB:3,800円(1日約270円)
・World eSIM
10日間/10GB:4,500円(1日約450円)
アメリカでの1~2週間の滞在には、データ無制限を求めるならHolafly、コスパを重視するならAiralo、日本語サポートが欲しいならWorld eSIMがそれぞれおすすめです。
Q6.アメリカ滞在で無制限利用できるおすすめのeSIMはどれ?
無制限プランは、データ使用量を気にせずにインターネットを利用したい旅行者やビジネスパーソンにおすすめです。以下に3つのサービスをご紹介します。
・Holafly
7日間/無制限:3,400円、15日間/無制限:7,800円
・World eSIM
5日間/無制限:3,000円、10日間/無制限:5,500円
・Airalo
20GB/30日間:6,000円
無制限プランを利用したい場合、安定した通信環境と無制限プランの豊富さでHolafly、日本語サポートと短期滞在向けプランを求めるならWorld eSIMがおすすめです。
アメリカ旅行ならeSIMが断然おすすめ
アメリカ旅行をしようと思うと最低でも3泊5日は必要。パッキング荷物を少しでも減らしたいならeSIMにすべき!また、アメリカは国土が広いので地方に行く場合はネットワークのカバー範囲も確認をしておくと安心です。A&T、Verizon、T-mobileなどで確認ができます。
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※記事内の価格については記事作成における調査時点での価格となります
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