eSIMニュース
2023年12月5日

HUAWEIの最新スマートウォッチがeSIMに対応

華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン、以下HUAWEI)は、「HUAWEI WATCH」シリーズの最新モデルとして、日本発売モデルで初となるeSIMに対応したスマートウォッチ『HUAWEI WATCH 4』を11月24日より発売開始しました。

 

 

①腕時計だけでメールも通話も

かつて昭和時代のSF映画やアニメなどで、腕時計型端末で通話しているシーンなどが登場して、昭和世代の筆者らにとってはいつそういった時代が来るのか憧れたものでした。

今や、Apple Watchを筆頭に腕時計型ウェアラブルデバイス端末は数多のメーカーが市場に供給するに至っています。もちろん、通話可能なものも増えてきています。

通話機能を持たせる際には、スマホ本体の通話機能を使ってBluetoohなどで接続の上で腕時計型端末をイヤホンマイクの代わりに使うパターンが一般的でしたが、腕時計型端末にセルラー通信機能を持たせることで腕時計型端末単体で通話機能を実現させたものも増えつつあります。Apple Watchのセルラーモデルがその代表です。

こうした腕時計型端末にセルラー通信機能を持たせるには、当然のことながらSIMカードを装着する必要がありました。物理的なSIMとなると、たとえば最も小さい「nanoSIM」であっても12.3mm×8.8mmのサイズのカードを端末内に収納しなくてはなりません。腕時計型端末にとってSIMカードスロットを装備することは小型化が求められる中で大きなネックになっていたわけです。

そこで注目されるのがeSIMです。物理的なSIMカードの装着を不要としますので、端末の小型化に大きく貢献できるのです。スマホやセルラー通信機能付きPCにeSIMは普及してきましたが、ウェアラブルデバイスにもeSIMは有効というわけです。

このほどリリースされた「HUAWEI WATCH 4」は、HUAWEIとしては日本発売のスマートウォッチでは初となるeSIM採用モデルとなります。スタンドアローンナンバーサービス(HUAWEI WATCH 4に専用の電話番号を使うeSIM)を使用すれば、スマートフォンを使わずに通話可能です。通話やSMSメッセージの送受信をすべてウォッチ上で行うことができます。ちなみにApple Watchなどで利用されるワンナンバーサービス(スマホの電話番号をApple Watch上でも共有する使用方法)には対応していません。また、利用するキャリアによっても、利用できる機能等に制約がある場合があります。下表を参考にしてください。またHUAWEI WATCH 4でeSIMワンナンバーサービスを使用する場合、ウォッチをスマホとペアリングすると、eSIMモバイルネットワークは無効になります。

 

HUAWEI WATCH 4は約1.5インチのLTPO AMOLEDディスプレイを搭載、ケースにはサージカルステンレスを使用し耐久性も高く、約30mまでのフリーダイビングにも対応とのことです。2種類のバッテリーモードにより、様々なユーザーにマッチし、スマートモードで約3日間、超長時間バッテリー持続モードでは約14日間の使用が可能です。

②HUAWEI WATCH 4の機能

eSIMに対応するため、スマホを携帯しなくてもランニング中やサイクリング中に、手首を一目見るだけで、リアルタイムの位置情報やルート情報がわかります。

HUAWEI WATCH 4では、ウェアラブル端末の機能としては当たり前になってきた心拍数、睡眠スコア、ストレススコア、血中酸素レベルなど、ユーザーの健康指標を継続して計測することができます。さらに、急激な血中酸素レベルや心拍数の変化を検知すると、すぐにアラートで知らせてくれます。

 

ストレスモニタリング機能は、日々の生活を記録し管理するために活用可能で、心を落ち着かせるための呼吸法も提案します。またHUAWEI WATCH 4に搭載される「HUAWEI TruSleep 3.0睡眠計測アルゴリズム」は、主要な睡眠状態を特定し、睡眠の品質スコアと、快適な睡眠を得るためのパーソナルアドバイスを提供してくれます。「HUAWEI Health」アプリから、長期的な健康状態の傾向グラフも表示可能です。

「HUAWEI Health」アプリはAndroidおよびiOSに対応し、HUAWEI WATCH 4はAndroidスマホでもiPhoneでもペアリング可能です。

転倒検知機能も搭載し、HUAWEI WATCH 4を着用しているユーザーが転倒した際に、緊急通報を行うこともできます。なお、この機能を使用するには事前に適切な設定を行う必要があります。またeSIMを使用しない場合に緊急SOSを使用するには、ペアリングするスマホがBluetoothの接続範囲内にある必要があります。

③おわりに

HUAWEI WATCH 4は、HUAWEI公式ページでは65,780円(税込)で販売が開始されています。スマートウォッチは数あれど、単体で場所を問わずネットワークにアクセスできるセルラーモデルの利便性は、一度使い始めたらもう手放せなくなるはずです。

 

 

最新の投稿

連載特集

  • 木暮祐一のeSIM奮闘記
  • 山根康宏のワールドeSIMレポート

タグ