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2023年8月22日

株式会社ソラコムが次世代技術「iSIM」の提供開始!

 

株式会社ソラコムはSIMの次世代技術「iSIM」の提供を開始します。

これにより今後ユーザーは「SIM」「eSIM」の必要がなくなり「iSIM」1つの購入のみで済むことでしょう。

今回は、株式会社ソラコムの次世代技術「iSIM」の提供開始について詳しくご紹介します。

 

①株式会社ソラコムが次世代技術「iSIM」の提供開始のポイントとは?

ポイントは次の3点です。

❶今後「iSIM」が提供されることで「SIM」「eSIM」などが不要になる

❷2023年中に「iSIM」対応モジュールであるQuectel 「BG773」、村田製作所 「Type 1SC」の提供開始が予定されている

❸「iSIM」の提供はSORACOM IoTストア、ユーザーコンソールから提供される

モジュールとはパーツ(チップ)のことです。

➁株式会社ソラコムとはどんな企業なのか?

株式会社ソラコムとは、IoTプラットフォーム「SORACOM」を提供しているIoT通信系企業です。

特徴はIoTをはじめとする「テクノロジーの民主化」を推進していることです。

設立は2014年11月からになります。

現在株式会社ソラコムはKDDIグループの一員です。

➂「iSIM」とは何か?

「iSIM」とは、SoC統合型SIMのことです。

「iSIM」の正式名称は「SoC Integrated SIM」といいます。

意味は、SoCの中に「SIM」をintegrate(統合する・入れ込む)技術という意味です。

「iSIM」の読み方は「アイシム」と呼びます。

④SoCとは何か?

SoCとは、複数の異なる機能を一つに集約したチップのことです。

具体的にSoCには次の機能がまとめて搭載されています。

CPU・メモリ・ストレージ・GPU・DSP・NPU・I/O・USB・MIPIインターフェース・通信機能などです。

SIMの次世代技術である「iSIM」とは、SoCの中に「SIM」「eSIM」も統合するというものです。

SoCは「System-on-a-chip」の略称になります。

SoCの読み方は「ソック・エスオーシー」と呼びます。

⑤SORACOM Air for セルラーとは何か?

SORACOM Air for セルラーとは、IoT 向けのデータ通信 SIM提供サービスのことです。

SORACOM Air for セルラーは次のようなサービスです。

❶IoT・M2M向けのサービスである

❷APIで一括管理できる

❸クラウドに対応している

❹最安の基本料金は月額約55円〜から利用できる

⑥今後提供が開始されるモジュールとは?

今後提供が開始されるモジュールは次の2つのモジュールです。

❶Quectel 「BG773」

❷村田製作所 「Type 1SC」

「BG773」の開発を担当するのは、中国の上海に本拠を構えるIoT/M2Mグローバルサプライヤー「クエクテル・ワイヤレス・ソリューションズ社」です。

「Type 1SC」の開発を担当するのは、最先端で多機能な高密度モジュールを製造している京都・長岡京市にあるBtoBメーカー村田製作所です。

⑦株式会社ソラコムの「iSIM」はどこで提供されるのか?

今後、株式会社ソラコムの「iSIM」が提供されるのは「SORACOM IoTストア」「ユーザーコンソール」から提供されます。

SORACOM IoTストアとは、株式会社ソラコムが提供するIoTデバイス専用の通販サイトのことです。

ユーザーコンソールとは、株式会社ソラコムが提供するIoTのWebコンソール提供プラットフォームのことです。

Quectel 「BG773」と村田製作所 「Type 1SC」が提供されるのは2023年中を予定しています。

まとめ

今回は株式会社ソラコムの次世代技術「iSIM」の提供開始についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると、株式会社ソラコムの次世代技術「iSIM」は、2023年中にQuectel 「BG773」、村田製作所 「Type 1SC」の2つがSORACOM IoTストア、ユーザーコンソールから提供されるということです。

 

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