最短3分で開通、大阪を訪れる観光客へ快適な通信環境を提供する「Osaka eSIM」
公益財団法人大阪観光局(大阪府大阪市中央区、理事長:溝畑 宏)とKDDI株式会社(本社;東京都千代田区、代表取締役社長CEO:髙橋 誠、以下 KDDI)は、2025年4月13日(予定)から、大阪観光局が運営する各種情報発信媒体から購入でき、最短3分で利用可能なモバイル通信サービス「Osaka eSIM(オオサカ イーシム)」の提供を開始します。
目次
大阪観光局のこれまでの取組みと「Osaka eSIM」
大阪観光局では大阪に観光に訪れる観光客向けに、無料公衆 Wi-Fi「Osaka Free Wi-Fi(以下 OFW)」を2014年1月から提供し、今年は11周年を迎えます。外国人旅行者をはじめ多くの来阪観光客に利用されてきました。さらに2024年10月から株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスの協力のもと、OFWの拡充・快適性向上を目的に、欧米および国内で導入が進む国際基準の認証の仕組みである「OpenRoaming」(注)に対応した「Osaka Free Wi-Fi OpenRoaming」の提供を開始しています。
一方で、OFWは特定のスポットでの利用に限られるため、より広域なエリアをカバーし、移動中も快適に利用できるという観点から「Osaka eSIM」の提供を開始することとなりました。大阪・関西万博の開催にともない、多くの観光客が訪れることが予想される中で、シームレスな通信環境を整備することで、観光客の満足度向上に取り組みます。
なお、このサービスは、サービス事業者がpovoの通信サービスを自社サービスに組み込むことができる「povo SDK」を活用しています。「Osaka eSIM」のウェブサイトから進むと、Osaka eSIM専用のpovoの画面が現れ、目的にあったトッピングを選択して利用します。
「Osaka eSIM」利用手順
(注)グローバル規模で運営される、通信事業者など公衆無線LANサービス関連事業者の業界団体であるWireless Broadband Alliance(WBA)とその参加企業が共同開発した国際的な無線LANローミング基盤。ワイヤ・アンド・ワイヤレスは、WBAのメンバーであり日本におけるローミング基盤を運用しているCityroamと連携してOpenRoamingに対応したサービスの提供を行う。
「Osaka eSIM」トッピング一覧(3月24日時点)
Osaka eSIMに用意されているトッピングは以下の通りです。利用期間によって4種のラインアップで、いずれも利用期間中はデータ使い放題となります。
「Osaka eSIM」トッピング一覧
「Osaka eSIM」加入キャンペーン
Osaka eSIMのサービス提供開始を記念し、「データ使い放題(24時間)」がもらえる「Osaka eSIM加入キャンペーン」を実施します。
「Osaka eSIM」加入キャンペーン
その他
大阪観光局では、将来的に「OFW」および「Osaka eSIM」から得られるデータを基に分析し、観光客のニーズに合わせたパーソナライズされたサービスを提供することで、より充実した観光体験の提供を目指しますとしています。
(参考)
Osaka Free Wi-Fi OpenRoamingについて
Osaka Free Wi-Fi OpenRoamingは、従来の一般的な無料公衆Wi-Fiに比べて、高い安全性と利便性を特長とした無料公衆Wi-Fiであり、大阪・関西万博会場内の主要施設においても整備が予定されています。
詳しくはこちら(https://ofw-oer.com/openroaming-general/)
大阪観光局が運営する各種情報発信媒体について
大阪観光情報サイト「OSAKA-INFO」により大阪観光に関するさまざまな情報を提供しています。
Discover OSAKAは、大阪府内の観光スポット・イベント情報、目的地への経路検索、天気や防災情報など観光に関するお役立ち情報、観光する施設や体験などの予約・決済が可能なアプリです。
詳しくはこちら(https://osaka-info.jp/discover-osaka/)
povo SDKについて
povo SDKは、povoの通信を自社サービスに組み込み、オリジナルのプランを提供できるオープン通信サービスです。動画/音楽などのサブスクサービス、電子チケットやスマホ決済の普及などにより、日々の生活のあらゆる場面において、通信がより一層必要とされています。そこで、これまで数十種ものトッピングを提供しているpovoだからこそ実現できる、各サービスに溶け込んだ新たな通信の形「povo SDK」を提供します。
特定サービスのデータが使い放題になるなど、ここでしか購入できないオリジナルトッピングの提供が可能です。日数/データ量も柔軟にカスタマイズでき、自社サービスを利用するお客さまにあわせた最適なトッピングを実現できます。
povo2.0を現在ご利用いただいていないお客さまも、最短3分で利用を開始することができます。
povo SDK特設サイト: https://povo.jp/open-telecom-sdk/
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000128076.html
名桜大学人間健康学部健康情報学科教授。’90年代から携帯電話端末のレビューやサービスの解説を行ってきた。携帯電話情報サイトの編集長などを務めた後、2009年に大学教員に転身。以後スマートフォンの社会での活用などを研究テーマとして活躍。現在は医療・ヘルスケア分野へのデジタルデバイスの応用を中心に研究に従事。携帯電話コレクターとしても知られる。