ハワイで使えるおすすめeSIM5選を比較で紹介!使い方や事前設定の方法も
本記事では、ハワイ旅行時に使えるeSIMを5つ厳選して比較紹介します。初めてeSIMを使う人にも分かりやすく、eSIMの使い方や設定方法も解説していますので、ハワイ旅行を快適に楽しむためにeSIMを活用してみましょう。
目次
ハワイで使えるeSIMとは何?
eSIMとは、端末内部に埋め込まれているSIMです。スマートフォンなどの端末に外部から挿入するSIMカードと異なり、現地でSIMカードを購入したり入れ替えたりする手間がありません。
手持ちのスマートフォンの操作だけでハワイの通信サービスを利用することができ、とても便利になりました。
関連記事:eSIMとは?その仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!
eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードの違いを装着方法、設定方法、利用できるまでの目安期間という観点から比較しています。
eSIM | SIMカード | |
装着方法 | 端末にチップが内蔵されているので装着の必要なし | 端末にカード型のチップを挿し込む |
設定方法 | eSIMプロファイルをダウンロードする | SIMカードを挿し込む |
申し込み~
利用できるまでの目安期間 |
最短即日で利用可能 | 発送から3~5日 |
SIMが必要なのはなぜ?
SIMには「契約したキャリア」「電話番号」といった契約情報などが記録されています。それらの情報をもとに「電話回線での音声通話」や「データ回線を使ったインターネット通信」を行っています。
ハワイ旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット比較
ここでは、ハワイ旅行中にeSIMを使うメリットとデメリットを比較します。eSIMを使用するかどうか迷っている方は、参考にしてください。
eSIMのメリット
ハワイ旅行でeSIMを利用するメリットは、レンタルWi-Fよりも費用を安く抑えられることです。通信費を抑えられることで、ハワイ旅行ならではの食事やレジャーなどに使える費用の割合が増えます。
さらに、eSIMならSIMカードの差し替える手間がないこともメリットです。事前準備が完了していれば、ハワイの空港に到着したときからスムーズにインターネットを利用できます。
またeSIMはSIMカードを持ち歩く必要がないため、紛失や破損などのリスクがありません。eSIMの利用によって、快適なインターネット通信がしやすくなるためハワイ旅行を楽しみやすくなります。
eSIMのデメリット
ハワイ旅行でeSIMを利用するデメリットは、対応機種が限定されることです。どの端末でもeSIMに対応しているわけではありません。
eSIMを利用する際には、お手持ちのスマートフォン端末が対応機種かどうかに注意する必要があります。また、eSIMはeSIMは複数人・複数の端末でインターネット回線を共有するにはあまり向いていません。
もしテザリングで回線を共有する場合には、テザリングの可否とデータ通信量に注意が必要です。eSIMによってはテザリングができなかったり、テザリングのデータ通信量が制限されている場合があります。eSIMを利用する際には、対応機種と利用方法に注意しましょう。
注意点は電話番号サービスの利用
ハワイ旅行でのeSIMのデメリットは、電話番号の利用には不便なことです。固有の電話番号が提供されないサービスが多いうえに、電話番号サービスがあったとしても追加料金となる場合があります。現地の電話番号を利用したい場合には、eSIMを購入する前に通話に対応しているかどうかを確認しましょう。
また、LINE通話やZoomなどのインターネットを介した通話は電話番号サービスを利用しなくても可能です。しかし通話を利用すると、データ容量を消費しやすくなります。LINE通話やZoomなどで頻繁に通話する場合には、データ通信量が大容量のeSIMを選びましょう。
SIMロック解除が必要なのはなぜ?
SIMロックとは、スマートフォンなどの端末に対して「特定のSIMしか動作しない」など利用制限がある状態です。利用制限がある状態を解除する操作がSIMロック解除であり、この設定がもともとない端末のことをSIMフリー端末と呼びます。eSIM対応端末であっても、SIMフリー端末とは限らないため、eSIMを申し込む前に忘れずに確認しましょう。
ハワイで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種確認方法
iOS | 「設定」>「情報」から、EID(識別番号)が表示されている
「設定」>「モバイル通信」に「eSIMを追加」がある ・iPhone XR/XS以降のSIMフリーiPhone ・iPad 第7世代以降 Wifi+セルラーモデル以降 |
Android | メーカーにより異なりますが、一般的には「設定」>「デバイス情報」>「SIMステータス(SIMスロット2)」から、EID(識別番号)の文字がある |
ハワイでのeSIMの使い方
ハワイでeSIMを使うためには、事前にいくつかの設定が必要です。iPhoneとAndroridそれぞれの設定方法を紹介します。端末やサービスによって表示される画面数やメッセージが違うこともあるので、購入元から案内される設定方法の確認は必須です。
出発前と到着後での設定手順も異なります。到着後にすぐ使えるように、出発前に設定を済ませておけば落ち着いて旅のスタートが切れるのでおすすめです。
iPhoneの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」
③「QRコードを使用」をタップして、QRコードを読み取る
④「eSIMをアクティベート」>「続ける」をタップ
⑤「モバイル通信設定完了」>「完了」をタップ
※日本で設定するとアクティベーションに失敗しますが無視します
⑥「モバイル通信プランの名称」>「続ける」をタップ
※ここでeSIMの名称を「旅行」などわかりやすく変えておくのがオススメです
⑦デフォルト回線は契約中のキャリアを選択しておきます
ハワイ到着後にする設定
①「設定」>「モバイル通信」をタップ
②登録したeSIMの回線を選択しオンにする
③「設定」 >「 SIM」>「 利用するeSIM選択 」> データローミングオンにする
④繋がるまで数回「この回線をオンにする」のオンオフを繰り返す
Andoroidの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ
③「SIMをダウンロードしますか?」をタップして「次へ」もタップ
※ダウンロードするのにWifiなどでネットワークへの接続が必要です
④「ダウンロード」をタップ
※ダウンロード完了までしばらく待ちます
⑤ダウンロードが完了したら契約中の通信キャリアを選択して「完了」する
ハワイ到着後にする設定
①「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップ
②追加したeSIMをタップ
③「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにする
④メッセージが表示されたら「使用」をタップ
ハワイ旅行のeSIMなら安心の国内事業者が提供する「eSIMキング」
「eSIMキング」は、MVNOやWi-Fiルーターのレンタルサービスを提供する、株式会社モバイル・プランニングが提供する海外で利用可能なプリペイドeSIMサービスです。
Web上で手続き完結、分かりやすい設定ガイド付きで、通信容量超過後も低速で利用可能なサービスです。
主要キャリアの純正T-mobile回線高速通信回線に対応し、最短当日受け取りも可能なので、急な必要でも安心できます。
通信容量無制限、1日の通信制限もありません。また、現地通話・SMSも無制限でご利用いただけます。
通信事業者 | T-mobile |
プラン
データ/日数 |
無制限/5日、7日、8日 |
追加チャージ | ✖ |
販売サイト | Amazon販売ページ |
ハワイで使えるおすすめのeSIM5選!
次の項目からは、ハワイで使えるおすすめのeSIMを紹介します。
おすすめのeSIMを選出ポイントは、以下のとおりです。
- 利便性の高さ
- プラン選択の自由度
- サポート対応
ハワイのインターネット事情について知っておきたいことは、無料Wi-Fiの充実具合です。基本的にはカフェやショッピングモール、ホテルなどの幅広い場所で無料Wi-Fiが利用できます。
また、オアフ島・マウイ島・カウアイ島・ハワイ島の主要エリアで、無料Wi-Fiの提供が開始されています。かし、無料Wi-Fiには時間制限や時間帯によっては通信が混雑する場合があるため、安定的な利用にはeSIMがおすすめです。ハワイで使えるおすすめのeSIMを確認して、自分にあったサービスを選んでみましょう。
Holafly(オラフライ)
Holaflyは、170ヶ所以上の目的地に対応している海外用eSIMに特化した通信事業者です。スペインのマドリードに本社があり、コロンビアやペルーに支社を構えています。
運営会社 | Holafly |
プラン
データ/日数 |
データ量無制限プラン
無制限/5日~90日 |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・365日24時間チャットサポート
・LINEで相談が可能 |
公式サイト | https://esim.holafly.com/ja/ |
Holaflyの特徴は、データ量無制限プランがあることです。滞在日数ごとにデータ量無制限プランを契約することで、データ量を気にせずモバイルデータ通信を利用できます。事務手数料が不要なため、eSIMを初めて利用する人にも料金がわかりやすいことも魅力です。
また、Holaflyのデータ量無制限プランは良心的な価格で提供されていることも特徴です。5日間のデータ量無制限プランが2,400円から利用できるうえに、90日契約しても11,900円なため長期間の利用にも適しています。
さらにHolaflyには、365日24時間利用できるチャットサポートがあります。基本的には問い合わせから数分で返事が返ってくるため、問題があった際にも迅速に解決できます。
World eSIM(ワールド イーシム)
World eSIMは、新宿に本社をおく株式会社ビジョンが提供するeSIMです。利用者数が1,900万人※であり、旅行の他にも出張、一時帰国まで幅広い用途で人気を集めています。(※2024年1月時点での同社公式ホームページによる情報)
運営会社 | 株式会社ビジョン |
プラン
データ/日数 |
1日あたりのデータ容量と無制限の4種類
500MB・1GB・3GB/1日~30日 |
事務手数料 | 無料
※初期費用に700円+消費税が必要 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・Webフォーム
※9:00~18:00まで対応 |
公式サイト | https://jp.world-esim.com/ |
World eSIMは、1日あたりのデータ容量で選べる3種類のプランがあることです。500MB・1GB・3GBから選択できるため、自分が使用するデータ容量に応じて利用する分だけ契約しやすいです。
データ容量は1日単位でリセットされるため、滞在期間中はデータの残量を気にせず利用できます。プランごとのデータ容量は1日単位なため、データ容量を使い切ったとしても翌日に復活できるためです。
また、World eSIMは初期設定をアプリで完結できます。公式サイトに提示されている簡単な手順で利用を開始できるため、eSIMの利用開始までに不安がある場合にも利用を開始しやすい点も魅力です。
trifa(トリファ)
trifaは、東京都品川区に本社を構える海外渡航者向けeSIMサービスです。世界195カ国で利用できるeSIMがアプリ上で購入・使用できるため、ハワイ旅行時にも便利に利用できます。
運営会社 | 株式会社ERAKE |
プラン
データ/日数 |
データ/日数
1GB・3GB・10GB/7日間・15日間・31日間など |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・日本語チャットサポート(24時間対応) |
公式サイト | https://www.trifa.co/ja |
trifaは、アプリ上の操作だけでデータの購入・使用が可能です。利用開始時の設定は、専用アプリから滞在国やプランの選択をするだけで最短3分で行えます。簡単な操作で利用を開始できるため、eSIMの利用に関して操作が不安な人にも安心です。
また、もし設定中にトラブルが起きたとしても24時間対応の日本語チャットサポートが利用できます。チャットは日本人スタッフが対応しているため、気軽に相談することが可能です。
データ容量を使い切ったり契約日数が終了した場合でも、ハワイ現地で簡単にチャージが可能です。使い切るごとに追加しても問題ないため、データ容量を無駄なく利用したい方にもtrifaが適しています。
eSIM Mart(イーシムマート)
eSIM Martは、200以上の国と地域で利用できるeSIMサービスです。ハワイを含む海外旅行用のeSIM事業を展開しており、日本国内の通信事業者のなかでは商品・対応国の数が最も豊富※です。(※2024年6月時点の情報)
運営会社 | 株式会社テレコムスクエア |
プラン
データ/日数 |
データ/日数
1GB~20GB/10日・15日・30日 |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・チャット
・Webフォーム いずれも7:00~22:00で年中無休 |
公式サイト | https://www.esimmart.net/ |
eSIM Martは、データ容量と期間の組み合わせたプランを提供しています。1GB・30日間の場合は、870円です。ハワイの無料Wi-Fiが多い場所で滞在する場合に、万一を備えてeSIMを用意しておきたい場合に適しています。
他にも20GB・30日間のプランを提供しており、使い勝手にあわせて選ぶことが可能です。容量が多いプランは、地図アプリやSNSを見る機械が多い場合におすすめです。
また、eSIM Martは年中無休でチャットとWebフォームによる友人のお問い合わせに対応しています。対応時間が幅広いため、操作や不具合で悩みが生じた場合にも迅速に解決できます。
Glocal eSIM(グローカルイーシム)
Glocal eSIMは、東京都目黒区に本社を構える日本国内のeSIMサービスです。無制限プランが豊富なため、地図アプリを見るなどでたくさんデータ容量を使用する人に適しています。
運営会社 | 株式会社グローカルネット |
プラン
データ/日数 |
無制限プラン
無制限/7日・15日・30日 |
事務手数料 | 770円
※2024年6月時点では無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・電話
9:00~17:00 平日のみ ・メール 現地での不具合に対応 |
公式サイト | https://glocalnet.jp/lp/esim/ |
Glocal eSIMは、無制限プランをリーズナブルな価格で提供しています。さらにキャンペーン内容も豊富であり、時期によってさまざまなキャンペーンを展開していることが魅力です。2024年6月時点では、事務手数料が無料のキャンペーンを行っています。
Glocal eSIMはハワイでの利用であれば、10GBまでテザリングが可能です。データ容量に制限はあるものの、パソコンの利用や複数端末でのインターネット共有できます。
また、Glocal eSIMは日本企業が提供しているため、日本語サービスが手厚く、不安を解消してeSIMを利用することができます。
電話での問い合わせは9時から17時までの対応ですが、現地でトラブルがあった場合には曜日・時間関係なくメールで問い合わせることも可能です。
ハワイで使えるeSIMに関するよくある質問
ハワイに5日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?
- ・Glocal eSIM
7日間/無制限→3,280円 - ・Holafly
5日間/無制限→2,400円 - ・World eSIM
10日間/3GB→1,554円
上記のGlocal eSIMとHolaflyのプランは、動画視聴や地図アプリを見るなどでデータ通信量が多い場合におすすめです。
一方でWorld eSIMの10日間プランはデータ通信量よりも価格とプランの柔軟性を重視する場合に適しています。
自分にあったプランを選んでみましょう。
ハワイに15日間滞在の場合、おすすめのeSIMはどれ?
- ・World eSIM
15日間/無制限→5,980円 - ・eSIM Mart
15日間/10GB→3,290円 - ・World eSIM
15日間/5GB→2,072円
World eSIMは15日間プランは、データ通信をたくさん行う予定がある人やフリーWi-Fiがあまりない場所へ行く機会が多い人におすすめです。
eSIM MartとWorld eSIMの15日間プランは、データ通信量をそこまで求めない人に適しています。データ通信量にあわせて、プランを選んでみましょう。
ハワイ旅行で電話番号付きのおすすめeSIMはある?
ハワイ旅行で電話番号付きのおすすめeSIMは、T-Mobile eSIMです。ハワイで電話をかけられるだけでなく、日本からの着信も受信できます。また日本国内でeSIMを設定しておくと、ハワイ到着前に電話番号を把握することも可能です。
eSIMはどのスマホでも利用できる?
eSIMを利用するには、対応端末が必要になります。近年販売されたスマートフォンなら、問題なく利用できる場合が多いです。
不安な場合には、事前にお手持ちのスマートフォンがeSIMに対応しているかどうかを確認しましょう。また、SIMロックがかかっているスマートフォンだとeSIMを利用できません。
利用を開始するには、SIMロック解除が必要になります。契約している通信会社ごとの手順に沿ってSIMロック解除を行いましょう。
データが使い放題のハワイeSIMはある?
データが使い放題プランを提供しているハワイ旅行におすすめのeSIMは、以下のとおりです。
- ・Holafly
- ・World eSIM
- ・Glocal eSIM
たくさんデータ通信を行う場合には、上記のeSIMを選んでみましょう。
ハワイ旅行ならeSIMが断然おすすめ
ハワイ旅行中も日本と同じようにインターネットやSNSを利用したいならeSIMを選ぶべき!ハワイ以外にも立ち寄る予定であれば、ハワイプランを選択すれば、移動中のネット環境の心配もせずに済みます。
eSIM.loveは革新的なテクノロジーであるeSIMに焦点を当て、その情報発信を目的とした新しいメディアプラットフォームです。株式会社モバイル・プランニングが運営しており、「eSIM.love」を通じてeSIMの普及を促進し、ユーザーに基本的な情報から最新の情報、利便性の高い使い方を提供することを目指しています。