マレーシアで使えるおすすめeSIM3選を比較で紹介!使い方や事前設定の方法も
本記事では、マレーシア旅行時に使えるeSIMを3つ厳選して比較紹介します。初めてeSIMを使う人にも分かりやすく、eSIMの使い方や設定方法も解説していますので、マレーシア旅行を快適に楽しむためにeSIMを活用してみましょう。
目次
マレーシアで使えるeSIMとは何?
eSIMとは、端末内部に埋め込まれているSIMです。
スマートフォンなどの端末に外部から挿入するSIMカードと異なり、現地でSIMカードを購入したり入れ替えたりする手間がありません。
手持ちのスマートフォンの操作だけでマレーシアの通信サービスを利用することができ、とても便利になりました。
関連記事:eSIMとは?その仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!
eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードの違いを装着方法、設定方法、利用できるまでの目安期間という観点から比較しています。
eSIM | SIMカード | |
装着方法 | 端末にチップが内蔵されているので装着の必要なし | 端末にカード型のチップを挿し込む |
設定方法 | eSIMプロファイルをダウンロードする | SIMカードを挿し込む |
申し込み~
利用できるまでの目安期間 |
最短即日で利用可能 | 発送から3~5日 |
SIMが必要なのはなぜ?
SIMには「契約したキャリア」「電話番号」といった契約情報などが記録されています。それらの情報をもとに「電話回線での音声通話」や「データ回線を使ったインターネット通信」を行っています。
マレーシア旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット比較
ここでは、マレーシア旅行中にeSIMを使うメリットとデメリットを比較します。
eSIMを使用するかどうか迷っている方は、参考にしてください。
eSIMのメリット
マレーシア旅行でeSIMを利用するメリットは、レンタルWi-Fiよりも費用を安く抑えられることです。
通信費を抑えられることで、マレーシア旅行ならではの食事やレジャーなどに使える費用の割合が増えます。
さらに、eSIMならSIMカードの差し替える手間がないこともメリットです。
事前準備が完了していれば、マレーシアの空港に到着したときからスムーズにインターネットを利用できます。
またeSIMはSIMカードを持ち歩く必要がないため、紛失や破損などのリスクがありません。
eSIMの利用によって、快適なインターネット通信がしやすくなるためマレーシア旅行を楽しみやすくなります。
eSIMのデメリット
マレーシア旅行でeSIMを利用するデメリットは、対応機種が限定されることです。どの端末でもeSIMに対応しているわけではありません。eSIMを利用する際には、お手持ちのスマートフォン端末が対応機種かどうかに注意する必要があります。
また、eSIMはeSIMは複数人・複数の端末でインターネット回線を共有するにはあまり向いていません。もしテザリングで回線を共有する場合には、テザリングの可否とデータ通信量に注意が必要です。eSIMによってはテザリングができなかったり、テザリングのデータ通信量が制限されている場合があります。
eSIMを利用する際には、対応機種と利用方法に注意しましょう。
SIMロック解除が必要なのはなぜ?
SIMロックとは、スマートフォンなどの端末に対して「特定のSIMしか動作しない」など利用制限がある状態です。利用制限がある状態を解除する操作がSIMロック解除であり、この設定がもともとない端末のことをSIMフリー端末と呼びます。eSIM対応端末であっても、SIMフリー端末とは限らないため、eSIMを申し込む前に忘れずに確認しましょう。
マレーシアで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種確認方法
iOS | 「設定」>「情報」から、EID(識別番号)が表示されている
「設定」>「モバイル通信」に「eSIMを追加」がある ・iPhone XR/XS以降のSIMフリーiPhone ・iPad 第7世代以降 Wifi+セルラーモデル以降 |
Android | メーカーにより異なりますが、一般的には「設定」>「デバイス情報」>「SIMステータス(SIMスロット2)」から、EID(識別番号)の文字がある |
マレーシアでのeSIMの使い方
マレーシアでeSIMを使うためには、事前にいくつかの設定が必要です。iPhoneとAndroridそれぞれの設定方法を紹介します。端末やサービスによって表示される画面数やメッセージが違うこともあるので、購入元から案内される設定方法の確認は必須です。
出発前と到着後での設定手順も異なります。到着後にすぐ使えるように、出発前に設定を済ませておけば落ち着いて旅のスタートが切れるのでおすすめです。
iPhoneの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」
③「QRコードを使用」をタップして、QRコードを読み取る
④「eSIMをアクティベート」>「続ける」をタップ
⑤「モバイル通信設定完了」>「完了」をタップ
※日本で設定するとアクティベーションに失敗しますが無視します
⑥「モバイル通信プランの名称」>「続ける」をタップ
※ここでeSIMの名称を「旅行」などわかりやすく変えておくのがオススメです
⑦デフォルト回線は契約中のキャリアを選択しておきます
マレーシア到着後にする設定
①「設定」>「モバイル通信」をタップ
②登録したeSIMの回線を選択しオンにする
③「設定」 >「 SIM」>「 利用するeSIM選択 」> データローミングオンにする
④繋がるまで数回「この回線をオンにする」のオンオフを繰り返す
Andoroidの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ
③「SIMをダウンロードしますか?」をタップして「次へ」もタップ
※ダウンロードするのにWifiなどでネットワークへの接続が必要です
④「ダウンロード」をタップ
※ダウンロード完了までしばらく待ちます
⑤ダウンロードが完了したら契約中の通信キャリアを選択して「完了」する
マレーシア到着後にする設定
①「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップ
②追加したeSIMをタップ
③「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにする
④メッセージが表示されたら「使用」をタップ
マレーシアで使えるおすすめのeSIM3選
マレーシアの主要都市や観光地では、空港やカフェ、レストランなど、多くの場所でフリーWi-Fiが利用可能です。
首都クアラルンプールをはじめ、ボルネオ島のコタキナバルなどでもWi-Fi環境が整っており、観光客にとって便利なインターネット環境が整備されています。
しかし、フリーWi-Fiは場所によって電波が弱かったり、接続が不安定になったりすることがあります。特に、観光地を離れるとWi-Fiの提供エリアが限られるため、移動中に安定した接続を維持するのは難しい場合があります。
さらに、フリーWi-Fiはサイバー攻撃や個人情報の漏洩リスクが高いため、安全性に課題があります。そのため、マレーシア滞在中に安定した接続とセキュリティを確保したい場合、eSIMの利用が最適な選択肢です。
eSIMを使用すれば、場所に縛られずにインターネットを利用でき、セキュリティ面でも安心です。次に、マレーシアでおすすめのeSIMを3つご紹介します。
Holafly(オラフライ)
Holaflyはスペインに本拠を置くeSIMプロバイダーで、世界中の旅行者向けに高品質なインターネット接続を提供しています。同社は、旅行者が現地でのローミング料金を気にせずインターネットを利用できることを目指し、幅広い国々に対応したeSIMサービスを展開しています。特にデータ無制限プランが充実しており、オーストラリアやアジア各国など、多くの旅行先で高評価を得ています。Trustpilotでも多くの好評価を獲得し、信頼性の高いサービスとして認知されています。
運営会社 | Holafly |
プラン
データ/日数 |
無制限/5日~90日 |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・24時間チャットサポート(年中無休)
・LINEで相談が可能 |
公式サイト | https://esim.holafly.com/ja/ |
Holaflyの最大の特徴は、データ無制限プランを提供している点です。これにより、旅行先でデータ量を気にせず自由にインターネットを利用できるため、旅行中のストレスが大幅に軽減されます。さらに、HolaflyのeSIMはローミング料金が発生しないため、帰国後に高額な請求を心配する必要がありません。加えて、SIMカードの差し替えが不要で、数分で購入・インストールが完了する手軽さも魅力の一つです。
利用者にとってのメリットは、設定の簡便さと安心感です。HolaflyのeSIMは、数分でインストールが完了し、旅行先に到着する前にインターネット環境を整えることができます。これにより、旅行中に現地でSIMカードを探す手間が省け、時間の節約にもなります。また、ローミング料金が不要であるため、長期滞在者やビジネス旅行者にとっても大きなメリットとなります。Holaflyを利用することで、安定したインターネット環境がどこでも維持でき、セキュリティ面でも安心して利用できます。
Airalo(エアーロ)
Airaloはシンガポールに本拠を置くeSIMプロバイダーで、200以上の国と地域で利用可能なeSIMを提供しています。旅行者に向けたこのサービスは、リーズナブルな価格設定と高い利便性を備えており、世界中のユーザーから信頼されています。AiraloのeSIMは、渡航先に到着する前にインストールでき、現地に着いた瞬間からインターネットに接続可能です。これにより、空港でのSIMカード購入や煩わしい手続きが不要になり、ストレスフリーな旅行が実現します。
運営会社 | AIRGSM社 |
プラン
データ/日数 |
・1GB/7日間 4.50 USD
・2GB/14日間 6.50 USD ・5GB/30日間 11.50 USD |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・年中無休・24時間体制のサポート
・日本語サポートあり |
公式サイト | https://www.airalo.com/ja |
Airaloの特徴として、隠れた手数料がなく、料金が完全にプリペイド形式である点が挙げられます。ユーザーは自分の利用に応じたデータプランを選ぶことができ、透明性のある料金体系が安心感を提供します。
さらに、Airaloは年中無休の24時間体制のサポートを提供しており、トラブルが発生した際も迅速に対応してもらえるため、初めての利用者でも安心です。
Airaloによって旅行先でフリーWi-Fiを探す手間がなく、すぐにインターネットを利用できるため、より快適な旅を実現します。
Airaloのメリットは、手軽にインターネット接続ができる点とそのコストパフォーマンスの高さです。長期滞在や複数国を訪れる旅行者にとって、各国で新しいSIMカードを購入する手間が省けることや、電話番号が変わらないため家族や友人との連絡もスムーズに行えます。また、旅行先でWi-Fiを探す必要がなく、すぐにインターネットを利用できるため、より快適な旅を実現します。
Maxis(マクシス)
Maxisはマレーシア最大手の通信キャリアで、国内外の旅行者に高品質なインターネット接続を提供しています。特にマレーシアに滞在する短期旅行者やビジネス出張者向けに、手軽に利用できるeSIMサービスが魅力です。
MaxisのeSIMは、物理的なSIMカードの入れ替えが不要で、購入後すぐに利用開始できるため、時間を節約しつつ、ストレスフリーなインターネット接続が可能です。旅行者は、空港や主要なコンビニ、ショッピングモールにある代理店で簡単にバウチャーを購入し、QRコードをスキャンするだけで、eSIMの設定を完了できます。
運営会社 | Maxis Communications |
プラン
データ/日数 |
公式サイトからご確認ください |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・24時間体制のサポートあり |
公式サイト | https://www.maxis.com.my/en/mobile-plans/esim/ |
MaxisのeSIMの特徴は、広範なエリアカバーと高品質な通信速度にあります。マレーシア国内の主要都市や観光地はもちろん、地方でも安定した接続を提供しており、観光客やビジネスユーザーにとって非常に利便性の高いサービスとなっています。
MaxisのeSIMを利用するメリットは、簡単な設定と広範な通信カバレッジに加え、現地のプロバイダーのネットワークを利用するため、ローミング料金を気にすることなくインターネットを快適に利用できる点です。空港でのカウンターや到着後すぐに手軽に入手できる点も旅行者にとって大きな利点です。急な出張や短期滞在でも、煩わしい手続きなく快適な通信環境を手に入れられるMaxisのeSIMは、マレーシアでのインターネット接続に最適な選択肢と言えます。
マレーシアで使えるeSIMに関するよくある質問
マレーシアで電話番号付きで利用できるeSIMはありますか?
通常、旅行者向けのeSIMはデータ通信に特化したものが多いですが、マレーシア国内の通信キャリアが提供するeSIMでは、電話番号付きのプランを選択することができます。これにより、現地で通話が必要なビジネス旅行者や長期滞在者にとっても非常に便利です。
例えば、マレーシア最大手の通信キャリアであるMaxisでは、プリペイドSIMとして利用できるHotlinkブランドのeSIMがあります。このeSIMを利用すれば、データ通信に加えて現地の電話番号を取得できるため、マレーシア国内での通話が可能です。これにより、現地のホテルやレストランへの予約、ビジネスの連絡もスムーズに行えるほか、ローミング料金の心配なく現地での電話利用が可能です。
マレーシアに4日間滞在で、安いeSIMはどれ?
マレーシアに短期間滞在する場合、特に4日間ほどの滞在でコストパフォーマンスの高いeSIMを選ぶことが重要です。多くの旅行者向けeSIMプロバイダーが、短期利用に適したプランを提供しており、リーズナブルな価格でデータ通信を利用することができます。
例えば、Airaloは、マレーシアに特化した手頃なデータプランを提供しています。AiraloのeSIMは、4日間の短期滞在に十分なデータ容量を備えたプランがあり、購入から利用までの手続きが簡単なため、渡航前にインストールし、到着後すぐにインターネットを利用することができます。価格面でも非常にリーズナブルで、データプランの選択肢も豊富です。ローミング料金の心配がなく、現地のプロバイダーのネットワークを使用するため、安定した接続が期待できます。
また、現地の通信キャリアであるMaxisのeSIMも、短期滞在向けのプリペイドプランを提供しています。Maxisは国内最大手のキャリアであり、広範囲のエリアをカバーしているため、都市部や地方の観光地でも快適にインターネットを利用できます。空港やショッピングモールの店舗で簡単に購入でき、価格も競争力があります。特に短期間のデータ利用のみを目的とする場合、最小限のデータプランで安く済ませることができるのが魅力です。
マレーシアに1日間滞在で、安いeSIMはどれ?
1日間という超短期滞在であれば、AiraloのeSIMが特におすすめです。最小限のデータプランを選択することでコストを抑えられるだけでなく、オンライン購入により現地での時間も節約でき、利便性が高い点が特徴です。
Airaloは、1日間の短期滞在に適した手頃なデータプランを提供しています。Airaloはマレーシアを含む200以上の国で利用できるeSIMを販売しており、価格設定が非常に透明で、1日間の滞在に必要な最低限のデータ量を選ぶことが可能です。購入からインストールまでオンラインで簡単に完了できるため、マレーシア到着前に設定を済ませ、到着後すぐにインターネット接続を利用することができます。これにより、空港での面倒な手続きが不要になります。
マレーシアのeSIMで無制限利用できるeSIMはどれ?
マレーシアで無制限にデータ通信ができるeSIMを探しているなら、Holaflyが最適な選択肢です。Holaflyは、世界中の旅行者に向けて高品質なインターネット接続を提供しているeSIMプロバイダーで、マレーシアでも無制限のデータプランを展開しています。特に短期・長期滞在者のどちらにも対応できる柔軟なプランが用意されており、現地でのインターネット利用を最大限にサポートします。
Holaflyを利用することで、マレーシア滞在中に安定したインターネット接続を確保できるだけでなく、無制限データ通信によりオンラインでの作業や娯楽を存分に楽しめます。特に、観光やビジネスなどで頻繁にインターネットを利用する場合、Holaflyの無制限プランは、通信速度や品質を保ちながら快適なネット環境を提供してくれるため、非常におすすめです。
マレーシアに長期滞在で、安いeSIMはどれ?
データ量や通信品質を考慮すると、AiraloとMaxisが手頃な価格で安定したサービスを提供しています。
Airaloの30日間有効なプランは、十分なデータ量を手頃な価格で提供しており、ビジネスや学業での長期滞在にも適しています。また、オンラインで購入・設定が完了するため、現地での手続きが不要です。
Maxisは「Hotlink」ブランドで、長期滞在者向けのプリペイドeSIMを販売しており、データ量に応じて手頃な価格で利用できるプランが揃っています。空港やコンビニなどの店舗でも簡単に購入できる点も便利です。
マレーシアでテザリングで利用できるeSIMはどれ?
テザリング利用を前提にするなら、データ無制限のHolaflyが最も利便性が高く、データを気にせずに多様なデバイスをインターネットに接続できる点で優れています。
Holaflyはテザリング対応のeSIMとしておすすめです。HolaflyのeSIMは、データ無制限プランが特徴で、テザリングを頻繁に使用する方にとって理想的な選択肢です。例えば、ビジネス用途でノートパソコンをインターネットに接続したり、家族や友人とデータ通信を共有したい場合、Holaflyの無制限データプランにより、データ量を気にせず快適に利用できます。設定も簡単で、到着前にQRコードをスキャンするだけでインターネット接続が開始でき、すぐにテザリング機能を使用可能です。
ただし、データ利用量に応じてプランを選びたい場合やコストを重視するなら、AiraloやMaxisも良い選択肢となります。
マレーシア旅行ならeSIMが断然おすすめ
マレーシア旅行中も日本と同じようにインターネットやSNSを利用したいならeSIMを選ぶべき!
マレーシア以外にも立ち寄る予定でも、幅広い地域に対応しているeSIMを選択すれば、移動中のネット環境の心配を低減できます。
eSIM.loveは革新的なテクノロジーであるeSIMに焦点を当て、その情報発信を目的とした新しいメディアプラットフォームです。株式会社モバイル・プランニングが運営しており、「eSIM.love」を通じてeSIMの普及を促進し、ユーザーに基本的な情報から最新の情報、利便性の高い使い方を提供することを目指しています。