海外eSIM
2025年10月30日

マカオ旅行におすすめのeSIM7選|料金・無制限プラン・日数別比較も

花火, マカオ, タワー, 夜, 観光

マカオ旅行では、現地でスムーズにインターネットを利用できるeSIMの活用が一般的になっています。

物理SIMの受け取りや差し替えが不要で、購入から設定までスマートフォン1台で完結できるのが大きな魅力です。本記事では、マカオで使える人気のeSIMサービスを厳選して紹介します。

1.マカオで使えるおすすめeSIM5選

(1)Holafly

Holafly

Holaflyは、海外旅行向けにデータ通信に特化したeSIMサービスです。

購入後すぐにQRコードや手動設定でeSIMをインストールでき、物理SIMの差し替え不要で、デュアルSIM対応端末であれば既存のSIMと併用できます。

運営会社 Holafly Limited
プラン

データ/日数

無制限/1日~
事務手数料 無料
即日利用 可能
サポート体制 ・365日24時間チャットサポート

・LINEで相談が可能

公式サイト https://esim.holafly.com/ja/

データ無制限プランを含むプランがあり、ローミング料金や追加請求の心配が軽減されている点が特徴です。24時間年中無休のウェブチャットサポートも備え、スマートフォンで旅先からでも安心して通信を利用できる体制が整っています。

(2)Airalo

Airalo

Airaloは日本語サイト・アプリに対応しており、旅行者や出張者が渡航先でスムーズに通信を確保できる点が特徴です。

日本向けのプランでは、7日・15日・30日間の利用期間に対し、1~20 GBといった複数のデータ容量が選べる料金体系が展開されています。

運営会社 AIRGSM社
プラン

データ/日数

1GB~/3・7・15日

※利用日数によって最低利用データが変動

事務手数料 無料
即日利用 可能
サポート体制 ・年中無休・24時間体制のサポート

・日本語サポートあり

公式サイト https://www.airalo.com/ja

200以上の国・地域に対応しているため、マカオ以外にも滞在地がある場合にも便利に利用できます。

(3)KKday

KKdayは、日本出発前にオンラインで購入後、メールで送られてくるQRコードをスキャンして、渡航先到着直前からインストール・使用可能という手軽さが特徴です。

プランも「データ容量固定型」から「データ無制限型」まで用意されており、滞在日数や利用目的に応じて選びやすく設計されています。

運営会社 株式会社KKDAY JAPAN
プラン

データ/日数

500MB~無制限/1日~30日
事務手数料 無料
即日利用 可能
サポート体制 ・日本語対応の案内
公式サイト https://www.kkday.com/ja

(4)Saily

Sailyは、NordVPNを手掛けるチームにより提供されているeSIMサービスです。200以上の国・地域に対応しており、渡航前にプランを購入・インストールしておくことで、目的地到着後すぐに通信を開始できる手軽さが特徴です。

運営会社 Peakstar Technologies Inc.
プラン

データ/日数

1 GB~/7日間など

3 GB/30日間など

事務手数料 公式サイトに記載なし
即日利用 可能
サポート体制 ・24時間チャットサポート
公式サイト https://saily.com/ja/

料金は1 GB/7日間からスタートしており、チャットサポートが24時間体制である点も旅行者にとって安心材料となります。

(5)Ubigi

Ubigiは、200以上の国・地域で利用可能なデータ専用プランを提供しており、旅行・出張の際に物理SIMの差し替えなしで手軽に通信環境を確保できる点が特徴です。

運営会社 Transatel(NTTグループ傘下)
プラン

データ/日数

・マカオと香港

10GB/30日

事務手数料 公式サイトに記載なし
即日利用 可能
サポート体制 アプリから購入・管理が可能
公式サイト https://www.ubigi.com/

購入から通信開始までは約6分と非常にスムーズで、データ残量や有効期間もアプリ上で確認できます。

(6)trifa

trifaは、専用アプリをインストールし、目的地や利用期間・データ容量を選択後、eSIMのプロファイルを端末にダウンロードすれば、物理SIMの差し替えや煩雑な設定なしに旅先で通信を確保できます。

運営会社 株式会社トリファ
プラン

データ/日数

1GB・3GB・10GB/7日・15日・30日など

複数プランを展開

事務手数料 無料
即日利用 可能
サポート体制 24時間365日チャットサポート
公式サイト https://www.trifa.co/ja

テザリングやトップアップ(追加データ購入)機能も確保できるため、滞在日数やデータ量の変動にも柔軟に対応可能です。

(7)World eSIM

World eSIM

World eSIMは、WiFiルーターレンタルサービス「GLOBAL WiFi」の実績を活かして通信回線の手配・サポート体制を整えています。

購入・インストール・利用開始までオンラインで完結でき、物理SIMの交換やルーターの受取・返却が不要という手軽さが特徴です。

運営会社 株式会社ビジョン
プラン

データ/日数

500MB・1GB・3GB/1日~30日

複数プランを展開

事務手数料 初期費用に700円+消費税が必要
即日利用 可能
サポート体制 ・Webフォーム
公式サイト https://jp.world-esim.com/

設定は出発前にも可能で、スマホだけで現地到着直後から通信を始められます。

2.マカオで使えるeSIMの選び方

(1)利用目的に合わせたプランタイプを確認する

短期旅行や観光での利用なら、日数単位でデータがリセットされる「日次プラン(例:1GB/日)」が便利です。データ残量を気にせず毎日一定量を使えるため、地図アプリやSNS投稿を中心に利用する人に向いています。

一方、出張や長期滞在の場合は「期間総量型プラン(例:10GB/30日)」がコストを抑えやすく、安定した通信が可能です。

また、仕事でリモート会議や動画視聴が多い場合は、無制限プランや4G/5G対応回線のあるサービスを選ぶと安心です。

(2)対応回線(キャリア)と通信エリアをチェックする

現地では主に「CTM」や「3 Macau(スリーマカオ)」といったキャリアが4G・5Gネットワークを提供しており、特に都市部や観光地では比較的安定した通信が期待できます。

ただし、5G対応プランであっても建物の内部や離島エリアでは4G接続に切り替わる場合があるため、プラン説明欄に記載されている「対応キャリア名」や「ネットワークタイプ(4G/5G)」を事前に確認しておくと安心です。

また、eSIMサービスによっては複数キャリアの回線を自動で切り替える仕組みを採用しているものもあります。滞在中に観光・出張などで移動が多い場合は、こうした「マルチキャリア対応」のプランを選ぶことで通信が途切れにくくなります。

(3)料金・データ容量・有効期間を比較する

マカオでeSIMを選ぶ際は、料金・データ容量・有効期間のバランスを比較することが大切です。

以下のように滞在日数や通信量に応じて、コストパフォーマンスの高いプランを選びましょう。

滞在日数 数日〜1週間の旅行なら短期プラン(7日など)を選択。2週間〜1か月の滞在なら30日プランの方が割安になる。
データ使用量 地図やSNS中心なら1〜3GBで十分。動画視聴やリモートワークを行う場合は10GB以上を検討。
料金/GBあたりのコスト データ容量が多く、有効期間が長いプランほど1GBあたりの単価が下がる傾向にある。長期滞在者に向く。
有効期間とのバランス データが多くても有効期間が短いと使い切れず、逆に期間が長くても容量不足になることがあるため、利用目的に応じて調整を。

たとえば、短期旅行の場合は「1GB/7日間」などの小容量プランで十分なケースが多い一方、1週間以上の滞在や動画視聴・オンライン会議を想定する場合は「10GB/30日間」などの長期・大容量プランの方が効率的です。

また、同じデータ容量でも有効期間が短いと使い切れなかったり、逆に長すぎると容量不足になる場合もあります。自分の通信習慣に合わせて、データ量と期間の両方を見極めることが大切です。

(4)アプリの使いやすさ・購入手続きの手軽さ

従来の物理SIMでは、空港での受取やSIMの差し替えなど手間がかかりましたが、eSIMならスマートフォン上で購入から設定・利用開始までを完結できる仕組みが一般的になっています。

アプリやWebサイトでプラン選択から支払いまで迷わず進めるか、購入後すぐにQRコードまたはアプリ操作でインストールできるかを確認するとよいでしょう。

さらに、滞在中にデータ残量を確認したり、アプリ内で追加データを購入できる機能があると安心です。

(5)テザリング・音声通話の可否を確認する

多くの海外向けeSIMはデータ通信専用であり、電話番号の付与やSMS送受信には対応していません。

そのため、通話が必要な場合は、LINE通話やWhatsAppなどのインターネット経由の通信アプリを利用するのが一般的です。

また、ノートパソコンやタブレットなど複数端末でネットを使いたい場合は、テザリング(インターネット共有)に対応しているかを確認しましょう。

eSIMの中にはテザリング機能を制限しているものもあるため、公式サイトや商品ページに記載された「テザリング可否」や「複数デバイスでの利用条件」を確認しておくことが重要です。

3.マカオでのeSIMの使い方

(1)iPhoneの使い方、設定方法

出発前に日本でする設定

①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく

②「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」

③「QRコードを使用」をタップして、QRコードを読み取る

④「eSIMをアクティベート」>「続ける」をタップ

⑤「モバイル通信設定完了」>「完了」をタップ

※日本で設定するとアクティベーションに失敗しますが無視します

⑥「モバイル通信プランの名称」>「続ける」をタップ

※ここでeSIMの名称を「旅行」などわかりやすく変えておくのがオススメです

⑦デフォルト回線は契約中のキャリアを選択しておきます

※マカオに行くまではeSIMを使う必要がないのでメイン回線のままにしておきます

マカオ到着後にする設定

①「設定」>「モバイル通信」をタップ

②登録したeSIMの回線を選択しオンにする

③「設定」 >「 SIM」>「  利用するeSIM選択 」> データローミングオンにする

④繋がるまで数回「この回線をオンにする」のオンオフを繰り返す

(2)Androidの使い方、設定方法

出発前に日本でする設定

①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく

②「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ

③「SIMをダウンロードしますか?」をタップして「次へ」もタップ

※ダウンロードするのにWi-Fiなどでネットワークへの接続が必要です

④「ダウンロード」をタップ

※ダウンロード完了までしばらく待ちます

⑤ダウンロードが完了したら契約中の通信キャリアを選択して「完了」する

※マカオに行くまではeSIMを使う必要がないのでメイン回線のままにしておきます

マカオ到着後にする設定

①「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップ

②追加したeSIMをタップ

③「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにする

④メッセージが表示されたら「使用」をタップ

4.マカオで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種確認方法

iOS 「設定」>「情報」から、EID(識別番号)が表示されている

「設定」>「モバイル通信」に「eSIMを追加」がある

・iPhone XR/XS以降のSIMフリーiPhone

・iPad 第7世代以降のWi-Fi+セルラーモデル

Android メーカーにより異なりますが、一般的には「設定」>「デバイス情報」>「SIMステータス(SIMスロット2)」から、EID(識別番号)の文字がある

5.マカオでeSIMを使うメリットとデメリット比較

(1)マカオでeSIMを使うメリット

マカオでeSIMを使うメリットは、現地到着後すぐに通信が使える利便性です。

空港や市街でSIMカードを探す手間がなく、事前に日本で購入・設定しておけば、入国直後から地図アプリやメッセージアプリを利用できます。

また、eSIMは物理的な差し替えが不要なため、端末内で国内SIMと併用でき、日本の電話番号を保持したまま現地通信を確保でき、緊急連絡や認証SMSの受信もスムーズに行えます。

さらに、通信プランをアプリ上で追加・切り替えできるため、隣国(香港など)への移動にも柔軟に対応できます。

(2)マカオでeSIMを使うデメリット

Phoneや一部のAndroid端末では問題なく利用できますが、古い機種やSIMロックが解除されていない端末では利用できない場合があります。

購入前に必ず対応端末リストを確認しておきましょう。

また、多くのeSIMはデータ通信専用で、電話番号を用いた音声通話やSMSの送受信ができません。

仕事や緊急時に通話が必要な場合は、Wi-Fi通話アプリの利用や別途ローミング契約が必要になります。

さらに、プランによっては通信速度制限やテザリング不可といった条件が設けられていることもあり、利用目的によっては不便に感じる場合もあります。

6.マカオで使えるeSIMに関するよくある質問

(1)香港とマカオのどちらでも使えるeSIMは?

代表的な例としては、Holaflyの「中国・香港・マカオ共通プラン」があります。

香港滞在中は香港のキャリア、マカオ滞在中はCTMなど現地キャリアのネットワークに自動で接続され、移動のたびに設定を変更する必要がないため、フェリーや高速鉄道などで両地域を行き来する旅行者にも適しています。

(2)マカオの3日間滞在でおすすめのeSIMは?

マカオに3日間ほど滞在する場合は、短期旅行者向けの少容量プランを選ぶとコストを抑えながら快適に通信できます。

滞在中の主な用途が地図アプリやSNS投稿、飲食店・観光情報の検索程度であれば、1〜3GB前後のデータ容量が目安です。

おすすめは、まずWorld eSIMやTrifaなど、日本語サポートが整ったサービスです。

どちらも購入から設定までアプリで完結し、即日利用が可能です。

(3)マカオの4日間滞在でおすすめのeSIMは?

マカオに4日間滞在する場合、3日間滞在時より若干余裕を持って通信量や期間を見ておくと安心です。

利用目的が観光中心で、SNS投稿や地図検索・写真共有が主な用途であれば、2~3 GB程度のデータ容量/4〜7日間有効のプランがバランス良い選択となります。

例えば、少容量プラン(1 GB)ではややデータが足りなくなる可能性があり、逆に大容量・長期間のプラン(10 GB・30日など)を選ぶとコストに無駄が出ることがあります。そこで、4日間滞在という中期の旅行では、通信量・日数・コストの3つを見て“ちょうどよい”プランを選ぶことがポイントです。

(4)マカオの5日間滞在でおすすめのeSIMは?

マカオに5日間滞在する場合、滞在期間とデータ利用量の両面から「少し余裕を持たせたプラン」が適しています。

観光を中心にSNS投稿・地図アプリ・写真共有程度の利用なら、3GB程度/5~7日間有効のプランがバランス良く選べます。

また、動画視聴やオンラインでの調べもの・テザリングなどがある場合には、5 GB前後を視野に入れると安心です。

(5)無制限プランのあるeSIMは?

「Holafly」などは、香港や中国本土を含む広域プランとして無制限データに対応しており、マカオ滞在中も同一の通信環境で利用できます。

旅行中に動画視聴や地図アプリの長時間利用を予定している場合に適しています。

長時間の通信や複数端末での利用を想定している場合は、こうした無制限プランを選ぶことでストレスのない通信環境を維持できますが、速度制限の有無と通信品質の安定性を比較しながら検討することが大切です。

7.マカオ旅行ならeSIMが断然おすすめ

マカオ旅行で日本と同様にインターネットやSNSを快適に使いたい場合は、eSIMの利用が最適です。

マカオ以外の国にも訪問する予定がある場合は、複数の地域に対応したeSIMを選ぶことで、移動中の通信環境に関する不安を減らすことができます。

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