カンボジアで使えるおすすめeSIM3選を比較で紹介!使い方や事前設定の方法も
本記事では、カンボジア旅行時に使えるeSIMを3つ厳選して比較紹介します。初めてeSIMを使う人にも分かりやすく、eSIMの使い方や設定方法も解説していますので、カンボジア旅行を快適に楽しむためにeSIMを活用してみましょう。
目次
カンボジアで使えるeSIMとは何?
eSIMとは、端末内部に埋め込まれているSIMです。
スマートフォンなどの端末に外部から挿入するSIMカードと異なり、現地でSIMカードを購入したり入れ替えたりする手間がありません。
手持ちのスマートフォンの操作だけでカンボジアの通信サービスを利用することができ、とても便利になりました。
関連記事:eSIMとは?その仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!
eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードの違いを装着方法、設定方法、利用できるまでの目安期間
という観点から比較しています。
eSIM | SIMカード | |
装着方法 | 端末にチップが内蔵されているので装着の必要なし | 端末にカード型のチップを挿し込む |
設定方法 | eSIMプロファイルをダウンロードする | SIMカードを挿し込む |
申し込み~
利用できるまでの目安期間 |
最短即日で利用可能 | 発送から3~5日 |
SIMが必要なのはなぜ?
SIMには「契約したキャリア」「電話番号」といった契約情報などが記録されています。それらの情報をもとに「電話回線での音声通話」や「データ回線を使ったインターネット通信」を行っています。
カンボジア旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット比較
ここでは、カンボジア旅行中にeSIMを使うメリットとデメリットを比較します。
eSIMを使用するかどうか迷っている方は、参考にしてください。
eSIMのメリット
カンボジア旅行でeSIMを利用するメリットは、レンタルWi-Fiよりも費用を安く抑えられることです。
通信費を抑えられることで、カンボジア旅行ならではの食事やレジャーなどに使える費用の割合が増えます。
さらに、eSIMならSIMカードの差し替える手間がないこともメリットです。
事前準備が完了していれば、カンボジアの空港に到着したときからスムーズにインターネットを利用できます。
またeSIMはSIMカードを持ち歩く必要がないため、紛失や破損などのリスクがありません。
eSIMの利用によって、快適なインターネット通信がしやすくなるためカンボジア旅行を楽しみやすくなります。
eSIMのデメリット
カンボジア旅行でeSIMを利用するデメリットは、対応機種が限定されることです。
どの端末でもeSIMに対応しているわけではありません。
eSIMを利用する際には、お手持ちのスマートフォン端末が対応機種かどうかに注意する必要があります。
また、eSIMはeSIMは複数人・複数の端末でインターネット回線を共有するにはあまり向いていません。
もしテザリングで回線を共有する場合には、テザリングの可否とデータ通信量に注意が必要です。
eSIMによってはテザリングができなかったり、テザリングのデータ通信量が制限されている場合があります。
eSIMを利用する際には、対応機種と利用方法に注意しましょう。
SIMロック解除が必要なのはなぜ?
SIMロックとは、スマートフォンなどの端末に対して「特定のSIMしか動作しない」など利用制限がある状態です。利用制限がある状態を解除する操作がSIMロック解除であり、この設定がもともとない端末のことをSIMフリー端末と呼びます。
eSIM対応端末であっても、SIMフリー端末とは限らないため、eSIMを申し込む前に忘れずに確認しましょう。
カンボジアで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種確認方法
iOS | 「設定」>「情報」から、EID(識別番号)が表示されている
「設定」>「モバイル通信」に「eSIMを追加」がある ・iPhone XR/XS以降のSIMフリーiPhone ・iPad 第7世代以降 Wifi+セルラーモデル以降 |
Android | メーカーにより異なりますが、一般的には「設定」>「デバイス情報」>「SIMステータス(SIMスロット2)」から、EID(識別番号)の文字がある |
カンボジアでのeSIMの使い方
カンボジアでeSIMを使うためには、事前にいくつかの設定が必要です。iPhoneとAndroridそれぞれの設定方法を紹介します。端末やサービスによって表示される画面数やメッセージが違うこともあるので、購入元から案内される設定方法の確認は必須です。
出発前と到着後での設定手順も異なります。到着後にすぐ使えるように、出発前に設定を済ませておけば落ち着いて旅のスタートが切れるのでおすすめです。
iPhoneの使い方、設定方法
・出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」
③「QRコードを使用」をタップして、QRコードを読み取る
④「eSIMをアクティベート」>「続ける」をタップ
⑤「モバイル通信設定完了」>「完了」をタップ
※日本で設定するとアクティベーションに失敗しますが無視します
⑥「モバイル通信プランの名称」>「続ける」をタップ
※ここでeSIMの名称を「旅行」などわかりやすく変えておくのがオススメです
⑦デフォルト回線は契約中のキャリアを選択しておきます
・カンボジア到着後にする設定
①「設定」>「モバイル通信」をタップ
②登録したeSIMの回線を選択しオンにする
③「設定」 >「 SIM」>「 利用するeSIM選択 」> データローミングオンにする
④繋がるまで数回「この回線をオンにする」のオンオフを繰り返す
Andoroidの使い方、設定方法
・出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ
③「SIMをダウンロードしますか?」をタップして「次へ」もタップ
※ダウンロードするのにWifiなどでネットワークへの接続が必要です
④「ダウンロード」をタップ
※ダウンロード完了までしばらく待ちます
⑤ダウンロードが完了したら契約中の通信キャリアを選択して「完了」する
・カンボジア到着後にする設定
①「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップ
②追加したeSIMをタップ
③「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにする
④メッセージが表示されたら「使用」をタップ
カンボジアで使えるおすすめのeSIM3選
カンボジアでは、インターネット環境が年々改善されていますが、日本と比べるとまだ不安定な部分があります。
観光地のホテルやレストラン、空港などの多くの場所ではフリーWi-Fiが利用できるため、そこまで不便を感じることはありません。
その他にも、主要都市や観光地においてはWi-Fiを提供している施設が多く、無料で利用できる場所も増えてきています。ただし、停電が頻繁に起こることもカンボジアの特徴です。停電が発生するとインターネットが一時的に使えなくなることがあるため、特に仕事でインターネットを利用する場合には、停電対策がなされている施設やサービスを選ぶことが重要です。
ここからは、カンボジアで利用できるおすすめのeSIMを3つご紹介します。
Holafly
Holaflyはスペインを拠点とする通信事業者で、世界190ヵ国以上の地域で利用が可能です。カンボジアはもちろん、他の国でもスムーズにインターネットを使いたい方に最適な選択肢となるでしょう。
運営会社 | Holafly |
プラン
データ/日数 |
無制限/5日~90日 |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・365日24時間チャットサポート
・LINEで相談が可能 |
公式サイト | https://esim.holafly.com/ja/ |
Holaflyの特徴は、データ無制限プランを提供していることです。地図アプリの使用や動画視聴など、データ消費が大きいアクティビティでも速度を気にせず快適に利用できます。カンボジア旅行中でも、データ容量を気にせずインターネットを楽しみたい方に特におすすめです。
また、Holaflyでは24時間対応のチャットサポートやLINEでの相談が可能で、初めてeSIMを利用する方でも安心してサポートを受けられます。日本語対応もあるため、トラブルが発生してもスムーズに解決できます。
Nomad SIMは、世界中の多くの国で利用可能な通信サービスを提供しており、カンボジアでも対応しています。
本拠地は東京都中央区にあり、SIMフリーデバイスやeSIM対応端末を使って、手軽にインターネットに接続することが可能です。
運営会社 | 株式会社Nomad Works |
プラン
データ/日数 |
・50GB 3,200円(税込3,520円)
・100GB 4,200円(税込4,620円) ・eSIM 国内・海外 800円から(1GB~50GB) ・クラウドWiFi 100GB 3,800円(税込4,180円) |
事務手数料 | 330円
(キャンペーン中は無料) |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・日本語サポートあり |
公式サイト | https://sim.nomad.inc/ |
データ容量が豊富で、速度制限がなく、安心して使える点が挙げられます。50GBや100GBのプランがあり、動画視聴や大容量データのダウンロードでもストレスなく利用できます。また、契約期間に縛りがなく、必要な期間だけ利用できるため、短期旅行や長期滞在のどちらにも対応できます。
Nomad SIMを利用する最大のメリットは、柔軟なプランと安心の日本語サポートです。プランは1GBから100GBまで用意されており、短期滞在でも長期滞在でも最適なプランを選べます。また、トリプルキャリアに対応しているため、カンボジア国内で広範囲のエリアで安定した接続が可能です。初めてeSIMを利用する場合でも、日本語でサポートを受けられるため、安心して利用できるでしょう。
VOYAGEE eSIM
VOYAGEE eSIMは、日本の上場企業が運営しており、日本語サポートも充実しているため、初めてeSIMを利用する方でも安心して利用できます。
SIMカードの配送や受け渡しが不要なオンライン完結型のサービスを提供しています。
カンボジアをはじめ、他の国々でも利用でき、最短5分で設定が完了するのが大きな特徴です。
運営会社 | 株式会社ティーガイア |
プラン
データ/日数 |
・3GB/7日/$15.00
・5GB/15日/$22.00 ・8GB/30日/$35.00 ・15GB/30日/$49.00 |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・年中無休のチャットサポート |
公式サイト | https://voyageesim.com/ |
VOYAGEE eSIMの最大の特徴は、利用開始までのスピードと手軽さです。SIMカードやWi-Fiルーターを持ち運ぶ必要がなく、すべてオンラインで完了するため、旅行中に荷物を増やさずに済みます。設定も簡単で、SIM対応端末にeSIM情報を入力するだけで、すぐに利用可能です。さらに、日本語でのサポートも受けられるので、トラブルがあった場合でも安心です。
スピーディな利用開始と日本語サポートがメリットとなります。
旅行中に急いでインターネット接続が必要な場合や、荷物を軽くして旅行を楽しみたい方にとって、非常に便利です。
また、日本企業が運営しているという点も信頼性が高く、安心して利用できる要素の一つです。カンボジア旅行で、手間をかけずにインターネット環境を整えたい方に最適な選択肢です。
カンボジアで使えるeSIMに関するよくある質問
カンボジアとベトナムで利用できるeSIMはどれ?
カンボジアとベトナムで利用できるeSIMとしては、VOYAGEE eSIMとNomad SIMが挙げられます。複数の国で利用可能なグローバルプランを提供しており、カンボジアとベトナム両国で使うことができます。
それぞれの特徴は、以下のとおりです。
- ・VOYAGEE eSIM
購入から設定までがすべてオンラインで完結し、旅行中も荷物が増えず、非常に便利です。また、日本語サポートが充実している点も安心です。
- ・Nomad SIM
Nomad SIMも、カンボジアとベトナムの両国で利用可能なeSIMプランを提供しています。データ容量が豊富で、短期旅行や長期滞在者向けに柔軟なプランが選べます。
どちらのeSIMも、複数国での利用に対応しているため、カンボジアとベトナムをまたぐ旅行やビジネスでの移動にも便利です。
カンボジアで電話番号付きで利用できるeSIMはありますか?
カンボジアで電話番号付きで利用できるeSIMは、一部の国際的なeSIMプロバイダーや現地の通信事業者が提供していますが、データ通信専用のeSIMが主流です。電話番号付きeSIMを希望する場合、特に音声通話やSMSの利用をしたい場合は、以下の方法を検討できます。
- ・現地キャリアのeSIM
- ・国際eSIMプロバイダー
- ・VoIPサービスの併用
カンボジアの現地通信会社(例えば、MetfoneやSmart Axiata)は、電話番号付きのeSIMを提供している場合があります。
音声通話、SMS、データ通信を含むプランを提供しているため、長期滞在で電話番号付きのeSIMが欲しい場合におすすめです。ただし、現地での契約や、身分証明書の提出が必要な場合が多いです。
国際的なeSIMプロバイダー(例: AiraloやNomadなど)は、多くの場合、データ通信のみのサービスを提供していますが、一部プロバイダーが電話番号付きのeSIMを提供している場合もあります。ただし、カンボジアでの音声通話機能が利用可能かどうかは、各サービスによるため、事前に確認が必要です。
もし国際eSIMで電話番号付きのサービスが見つからない場合、Skype番号やGoogle VoiceなどのVoIPサービスを利用して、電話番号を取得し、インターネット回線で通話やSMSを行うことも可能です。この方法はデータ通信がメインのeSIMと組み合わせることで、電話番号を利用できます。
カンボジアに1ヵ月の長期滞在で、安いeSIMはどれ?
カンボジアに1ヵ月滞在する際に、安価で利用できるeSIMの選択肢としては、Nomad SIMまたはHolaflyがおすすめです。
Nomad SIMはデータ容量が豊富で、長期滞在中に動画視聴やナビゲーションなどの多くのデータを消費する場合にも対応可能です。
Holaflyはデータ無制限のため、ストリーミングやデータ消費が多いアクティビティを行う人にはおすすめです。価格はやや高めとなりますが、データ量を気にせず使える安心感があります。
カンボジアのeSIMで無制限利用できるeSIMはどれ?
カンボジアで無制限データ利用が可能なeSIMサービスは、Holaflyです。
Nomad SIMも50GBや100GBといった大容量プランに対応していますが、無制限利用したい場合にはHolaflyが有力な選択肢となります。
シェムリアップでの利用におすすめのeSIMは?
シェムリアップでの利用におすすめのeSIMは、以下のとおりです。
- ・Holafly
- ・Nomad SIM
Holaflyは無制限のデータ通信によって、シェムリアップの観光地や宿泊施設、レストランなどでインターネットをストレスなく利用できるでしょう。
Nomad SIMは、長期滞在者や、仕事やストリーミングなどで多くのデータを使用する人に向いています。データ速度の制限がなく、安心してインターネットを利用できます。
カンボジア旅行ならeSIMが断然おすすめ
カンボジア旅行中も日本と同じようにインターネットやSNSを利用したいならeSIMを選ぶべき!
カンボジア以外にも立ち寄る予定でも、幅広い地域に対応しているeSIMを選択すれば、移動中のネット環境の心配を低減できます。
eSIM.loveは革新的なテクノロジーであるeSIMに焦点を当て、その情報発信を目的とした新しいメディアプラットフォームです。株式会社モバイル・プランニングが運営しており、「eSIM.love」を通じてeSIMの普及を促進し、ユーザーに基本的な情報から最新の情報、利便性の高い使い方を提供することを目指しています。