シンガポールで使えるおすすめeSIM3選を比較で紹介!使い方や事前設定の方法も
本記事では、シンガポール旅行時に使えるeSIMを3つ厳選して比較紹介します。初めてeSIMを使う人にも分かりやすく、eSIMの使い方や設定方法も解説していますので、シンガポール旅行を快適に楽しむためにeSIMを活用してみましょう。
目次
シンガポールで使えるeSIMとは何?
eSIMとは、端末内部に埋め込まれているSIMです。スマートフォンなどの端末に外部から挿入するSIMカードと異なり、現地でSIMカードを購入したり入れ替えたりする手間がありません。
手持ちのスマートフォンの操作だけでシンガポールの通信サービスを利用することができ、とても便利になりました。
関連記事:eSIMとは?その仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!
eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードの違いを装着方法、設定方法、利用できるまでの目安期間という観点から比較しています。
eSIM | SIMカード | |
装着方法 | 端末にチップが内蔵されているので装着の必要なし | 端末にカード型のチップを挿し込む |
設定方法 | eSIMプロファイルをダウンロードする | SIMカードを挿し込む |
申し込み~
利用できるまでの目安期間 |
最短即日で利用可能 | 発送から3~5日 |
SIMが必要なのはなぜ?
SIMには「契約したキャリア」「電話番号」といった契約情報などが記録されています。それらの情報をもとに「電話回線での音声通話」や「データ回線を使ったインターネット通信」を行っています。
シンガポール旅行中にeSIMを使うメリットとデメリット比較
ここでは、シンガポール旅行中にeSIMを使うメリットとデメリットを比較します。eSIMを使用するかどうか迷っている方は、参考にしてください。
eSIMのメリット
シンガポール旅行でeSIMを利用するメリットは、レンタルWi-Fiよりも費用を安く抑えられることです。通信費を抑えられることで、シンガポール旅行ならではの食事やレジャーなどに使える費用の割合が増えます。
さらに、eSIMならSIMカードの差し替える手間がないこともメリットです。事前準備が完了していれば、シンガポールの空港に到着したときからスムーズにインターネットを利用できます。
またeSIMはSIMカードを持ち歩く必要がないため、紛失や破損などのリスクがありません。eSIMの利用によって、快適なインターネット通信がしやすくなるためシンガポール旅行を楽しみやすくなります。
eSIMのデメリット
シンガポール旅行でeSIMを利用するデメリットは、対応機種が限定されることです。どの端末でもeSIMに対応しているわけではありません。
eSIMを利用する際には、お手持ちのスマートフォン端末が対応機種かどうかに注意する必要があります。また、eSIMはeSIMは複数人・複数の端末でインターネット回線を共有するにはあまり向いていません。
もしテザリングで回線を共有する場合には、テザリングの可否とデータ通信量に注意が必要です。eSIMによってはテザリングができなかったり、テザリングのデータ通信量が制限されている場合があります。eSIMを利用する際には、対応機種と利用方法に注意しましょう。
SIMロック解除が必要なのはなぜ?
SIMロックとは、スマートフォンなどの端末に対して「特定のSIMしか動作しない」など利用制限がある状態です。利用制限がある状態を解除する操作がSIMロック解除であり、この設定がもともとない端末のことをSIMフリー端末と呼びます。
eSIM対応端末であっても、SIMフリー端末とは限らないため、eSIMを申し込む前に忘れずに確認しましょう。
シンガポールで使えるeSIM対応のiPhoneとAndroidの機種確認方法
iOS | 「設定」>「情報」から、EID(識別番号)が表示されている
「設定」>「モバイル通信」に「eSIMを追加」がある ・iPhone XR/XS以降のSIMフリーiPhone ・iPad 第7世代以降 Wifi+セルラーモデル以降 |
Android | メーカーにより異なりますが、一般的には「設定」>「デバイス情報」>「SIMステータス(SIMスロット2)」から、EID(識別番号)の文字がある |
シンガポールでのeSIMの使い方
シンガポールでeSIMを使うためには、事前にいくつかの設定が必要です。iPhoneとAndroridそれぞれの設定方法を紹介します。端末やサービスによって表示される画面数やメッセージが違うこともあるので、購入元から案内される設定方法の確認は必須です。
出発前と到着後での設定手順も異なります。到着後にすぐ使えるように、出発前に設定を済ませておけば落ち着いて旅のスタートが切れるのでおすすめです。
iPhoneの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」
③「QRコードを使用」をタップして、QRコードを読み取る
④「eSIMをアクティベート」>「続ける」をタップ
⑤「モバイル通信設定完了」>「完了」をタップ
※日本で設定するとアクティベーションに失敗しますが無視します
⑥「モバイル通信プランの名称」>「続ける」をタップ
※ここでeSIMの名称を「旅行」などわかりやすく変えておくのがオススメです
⑦デフォルト回線は契約中のキャリアを選択しておきます
シンガポール到着後にする設定
①「設定」>「モバイル通信」をタップ
②登録したeSIMの回線を選択しオンにする
③「設定」 >「 SIM」>「 利用するeSIM選択 」> データローミングオンにする
④繋がるまで数回「この回線をオンにする」のオンオフを繰り返す
Andoroidの使い方、設定方法
出発前に日本でする設定
①受け取ったQRコードを印刷または他の端末で表示しておく
②「ネットワークとインターネット」>「SIM」をタップ
③「SIMをダウンロードしますか?」をタップして「次へ」もタップ
※ダウンロードするのにWifiなどでネットワークへの接続が必要です
④「ダウンロード」をタップ
※ダウンロード完了までしばらく待ちます
⑤ダウンロードが完了したら契約中の通信キャリアを選択して「完了」する
シンガポール到着後にする設定
①「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップ
②追加したeSIMをタップ
③「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにする
④メッセージが表示されたら「使用」をタップ
シンガポールで使えるおすすめのeSIM3選
次の項目からは、シンガポールで使えるおすすめのeSIMを紹介します。おすすめのeSIMを選出ポイントは、以下のとおりです。
- ・操作の簡易性
- ・プランの選択肢
- ・サポート対応
シンガポールはIT先進国であり、2024年の統計によると国民の約85.0%がSNSを利用しています。そのためインターネットの普及率も高く、誰でも利用できるフリーWi-Fiが街中に存在します。
空港や街中、ホテルなど様々な場所でフリーWi-Fiの利用が可能です。たとえばシンガポール政府が提供しているWireless@SGは最大速度が5Mbpsなため、混雑しなければ便利に利用できます。
しかしフリーWi-Fiは誰でも利用できる性質から、人が多い街中で利用していると混雑する可能性があります。混雑から遅延や途切れが生じると、待ち時間が生じてストレスに感じる場合があります。
道を確認するときにマップアプリを起動するなどで時間が限られている場合には、フリーWi-Fiは向かないシーンもあるでしょう。そのためインターネットを安定して利用するためには、eSIMがおすすめです。
自分にあったプランや価格のeSIMを選ぶと、コスパ良く安定したネット環境を目指すことができます。地図や動画なども遅延しづらいため、快適に旅行を楽しみやすくなるでしょう。
Airalo(エアーロ)
Airaloは、シンガポールを含む200以上の国・地域に対応しているeSIMです。Airaloはアメリカに本社を構えていますが、日本語によるサポートにも対応しています。
もし操作で困ったときにも相談できるため、eSIMを初めて利用する場合にも不安を低減できるでしょう。2024年3月時点で1,000万人以上のユーザーがAiraloを利用しており、世界的な人気を獲得しています。
運営会社 | AIRGSM社 |
プラン
データ/日数 |
・1GB/7日間 4.50 USD
・2GB/14日間 6.50 USD ・5GB/30日間 11.50 USD |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・年中無休・24時間体制のサポート
・日本語サポートあり |
公式サイト | https://www.airalo.com/ja |
Airaloの特徴は、インターネットの利用を開始するまでの操作がかんたんなことです。専用アプリをダウンロードすれば、旅行先や直前に設定をするだけでかんたんに利用を開始できます。
Airaloでは旅行先とeSIMプランの選択するだけでeSIMをダウンロードできるため、複雑な操作が苦手な人にも利用しやすいです。
シンガポール向けプランでは、複数の容量・日数から自分にあった内容を選ぶことができます。少ないデータ容量のプランが充実しているため、シンガポールのフリーWi-Fiをメインにしながら回線が混雑したとき用にeSIMによるネット回線を確保したい人にもおすすめです。
Airaloなら滞在日数にあわせて、無駄なく利用できるでしょう。操作の簡易性と容量の自由度を重視する人には、Airaloがおすすめです。
Singtel(シングテル)
Singtelは、シンガポール通信最大手のシンガポール・テレコムが運営しています。
アジア大手の通信技術グループであり、世界中に6億7500万人を超えるユーザーを抱えています。
運営会社 | シンガポール・テレコム |
プラン
データ/日数 |
・3GB/7日間 1,150円
・5GB/15日間 1,330円 ・7GB/15日間 1,620円 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・日本語サポート対応 |
公式サイト | https://www.singtel.com/ |
Singtelの特徴は、1週間以上の滞在に適したプランを展開していることです。7GB・15日間でも2,000円未満で利用できるため、たくさんデータ容量を使うわけではなくても安定したインターネットを維持したい人におすすめです。
さらに期間に余裕をもってeSIMを購入しやすいため、Singtelなら滞在期間が伸びそうな場合にもインターネットに関する不安を低減して利用しやすいでしょう。
また、渡航前またはシンガポールのフリーWi-Fiを利用してeSIMを設定しておくとすぐに利用を開始できます。飛行機を降りてすぐインターネットを利用したい場合にも、便利に利用することが可能です。
Singtelならシンガポール到着後にチャットなどを確実に送信したい人にも、安心して利用しやすいでしょう。以上の内容から、Singtelはシンガポールに1週間以上滞在する人におすすめです。
Holafly(オラフライ)
Holaflyは、スペインに本拠地を置く通信事業者です。世界190ヵ所以上の国・地域での利用に対応しており、シンガポールでも利用できます。シンガポール以外の旅行先がある場合にも、便利に利用することが可能です。
運営会社 | Holafly |
プラン
データ/日数 |
無制限/5日~90日 |
事務手数料 | 無料 |
即日利用 | 可能 |
サポート体制 | ・365日24時間チャットサポート
・LINEで相談が可能 |
公式サイト | https://esim.holafly.com/ja/ |
Holaflyの特徴は、データ無制限プランを提供している点です。旅行中に地図や動画視聴をする場合にも、遅延を予防できます。そのため、旅行先のシンガポールでもデータ容量を気にせずにインターネットを利用したい人におすすめです。
またHolaflyでは、24時間チャットサポートとLINEでの相談に対応しています。どちらも日本語で案内してもらえるため、初めてeSIMを利用する場合にも不安を低減することが可能です。
シンガポールで使えるeSIMに関するよくある質問
シンガポールで電話番号付きのおすすめeSIMはある?
- ・Holafly
5日間/無制限 2,400円 - ・Singtel
3GB/7日間 1,150円 - ・Airalo
1GB/7日間 4.50 USD
上記のeSIMとプラン内容は、シンガポールに3日間滞在でおすすめです。データ容量を気にせず利用したい人には、Holaflyの5日間無制限プランが適しています。Holaflyのシンガポール向けeSIMでは、1日500MBまでならテザリングも利用できるためビジネス利用でパソコンを操作したい人にもおすすめです。
また、総額の安さを重視する場合にはSingtelまたはAiraloがおすすめです。ほとんどインターネットを使わない人の場合にはAiraloが良心的な価格で良く利用できます。
シンガポールに4日間滞在で、安いeSIMはどれ?
- ・Holafly
5日間/無制限 2,400円 - ・Singtel
3GB/7日間 1,150円 - ・Airalo
1GB/7日間 4.50 USD
上記のeSIMとプラン内容は、シンガポールの4日間滞在におすすめです。シンガポールのフリーWi-FiとeSIM併用するなら、Singtelがバランスに優れています。
シンガポール旅行中に地図を見そうな場合にも、すぐにデータ容量がなくなってしまうリスクを低減できます。シンガポールに4日間滞在する際に、どのeSIMを選ぶか迷っている場合にはSingtelの7日間プランを選んでみましょう。
シンガポールに5日間滞在で、安いeSIMはどれ?
- ・Holafly
5日間/無制限 2,400円 - ・Singtel
3GB/7日間 1,150円 - ・Airalo
1GB/7日間 4.50 USD
シンガポールの5日間滞在で安いeSIMなら、Airaloの1GB・7日プランが良心的な価格で利用できます。ただしデータ容量は1GBなため、滞在中にあまりeSIMを利用しない人におすすめです。
データ容量を気にせず利用したい人には、Holaflyの5日間無制限プランが適しています。ちょうど5日間で利用できるうえに、滞在期間が伸びたとしても延長が可能なため柔軟に利用することが可能です。
シンガポールで無制限のおすすめeSIMはある?
シンガポールで無制限のおすすめeSIMは、Holaflyです。Holaflyのデータ無制限プランなら、地図や動画を快適に見やすいです。Holaflyは、5日~90日で自由に使用日数を決めることができます。
さらに事務手数料が無料なため、プランで提示された価格のみで利用を開始することができます。プランの自由度が高いHolaflyなら、データ容量を気にせずシンガポールに滞在することが可能です。
シンガポール旅行ならeSIMが断然おすすめ
シンガポール旅行中も日本と同じようにインターネットやSNSを利用したいならeSIMを選ぶべき!シンガポール以外にも立ち寄る予定でも、幅広い地域に対応しているeSIMを選択すれば、移動中のネット環境の心配を低減できます。
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